リアタイヤ交換

前回リアサスペンションとブレーキということでリア周りの完成度が上がりましたので,ついでと言っては何ですがリア周りでお次はリアタイヤを交換しようと思います.今ついているタイヤはひび割れしていますし,何よりセンターの溝がほとんどなくマーカーが出てしまっています.一方のフロントは多少ひび割れしていますがバリ山に近く溝がありますので,交換するかどうかは今後決めていこうと思います.しかし前回リア周りをやったんだから同じ日に作業してしまえばいいじゃないと思いの方も多いかもしれませんが,実はリアブレーキもサスペンションもあの作業だけで解決できるかどうか怪しかったので,リアタイヤは最初っから別工程でやるつもりだったのと,中古タイヤになかなか出物がなかったというのがあります.

といいましても140/17-17というサイズは結構採用している車種も多く,弾数がないわけではありません.今回は4年落ちぐらいのバリ山のものをそれなりの値段で落札できましたので,これに交換しようということになります.

まずは車体を持ち上げますが,日ごろグルニエに保管しているリアスタンドを持ってくるのが億劫なので,こんな揚げ方をしています.皆さんはくれぐれも真似をしないようにしてください.

こんな感じでビードはすんなりと落ちましたが,タイヤが硬化しているためか,リムから外すのにすごく時間がかかりました.タイやワックスの代わりに中性洗剤を使ってタイヤレバーで通常だと3本目ぐらいまで(幅で言うと50cmぐらい)リムから抜けたところで残りは手で外れるのに,それがなかなか外れずず結局2回程度タイヤレバーを追加で入れてようやく片側のビードが抜けてきました.

もう一方のビードを固いながらもホイールから外したらホイールを清掃します.このホイールは腐食が結構すごいもののビードの乗っかるリムの内側はそんなでもありませんでした.空気が抜けることなく外側だけ風雨にさらされた結果だと思いますが,せっかくホイールだけになっているので内側のみではなく外側の腐食も一緒に清掃しておきます.ステンレスウールでごしごしこすっていくと,それにしても凄い量の粉が落ちてきます.面白いほどの量で,思わず熱中してごしごし力を入れてやってしまうところでしたが,あんまり力を入れるとアルミの表面に傷が深く入り,またすぐに腐食しやすくなってしまいますのでここは我慢です.

タイヤの装着自体は硬化もしていないので順調です.あっという間にホイールに装着してエアを入れて車体にサクサクっとつけてしまいます.こうやってみるとかなりセンターに近いところのひげも根元は残っているので,このタイヤ,本当に100kmぐらいしか走っていないかもしれません.あ〜,いい買い物したわ.

で,コンプレッサーやビードブレーカーをしまってから気が付いたのですがフロント周りにちゃんと空気圧を合わせて入れてみたら,ずいぶんとヒビが深く入っているところがあって,とても走る気になれないほどであることがわかりました.これだったらフロントも同じタイミングで替えておくべきだったと後悔する私なのでした.

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