脱皮

まず稚蟹の報告から.現在体長は25mmぐらいです.何匹いるかというと10匹.残りは?知らないうちにいなくなっていました.共食いすることもあるようなのですが,当初私が想像していたほど減っていません(←ちょっと麻痺してる).で,餌については依然特別なことはせず,普通のザリガニの餌を与えています.どうやら稚蟹は親の残りを食べているようです.

普通,自然界にいる(といっても田んぼの中ですが)ザリガニはこの時期冬眠しているはずなので,稚蟹たちも干上がった田んぼの土の中に穴を掘って一冬越すはずなのですが,うちの子達はファンヒータの横にある水槽の中で,日中は暖かく,夜は冷たい中暮らしているのです.

一方親ザリガニは産卵後しばらく元気が無かったものの,3ヶ月経過した頃にはすっかり普通の暮らしに戻り,腹ビレのあたりのもじゃもじゃも無くなってきました.でも時々うちの息子が水替えを忘れるので,水の中が酸欠になり,隠れ家の上にさて,そんなある日,水槽を覗くとおや?親ザリガニが2匹いる?よく見てみると,手前にあるのはなにやら2分割されている.と言うことは脱皮したな?そういえば奥のはちょっと色が薄いし.

で,脱皮した後と言うのは外皮が硬くなっていないので,あんまりショックを加えたりしてはいけないそうです.それをいいことにまた息子が水を換えないものだから,脱皮した殻はどんどん腐っていくは,餌は減りが悪いはで水がどんどん汚れていきます.息子の言い訳もそのうち抜け殻が怖いとか筋違いなものに変わっていきます.でも,変えさせねば!生命の尊厳を教えるのだ.と思い聞かせます.でも,このせいで稚蟹のうち1匹がもう瀕死の状態...う〜ん,かわいそう.でも息子がやると言ったからには手は出せないし,子育ての一環としてペットを飼うというのも動物には酷というものだな〜と考える今日この頃.

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