うちの金魚のご紹介

うちの会社は夏には毎年納涼大会を開催します.私は毎年これに妻子を呼んで楽しみます.うちの子どももそこそこ大きくなって出店のヨーヨー釣りや金魚すくいに興味がある様子を見せるのですが,金銭的に余裕のない我が家では両方とも御法度なので頑なに息子には"だめよ〜"と言い聞かせているのです.でもそこは鋭利度外視の社内納涼大会.終了間際になって残り物の金魚をそばにいる子供たちに配るのです.うちの息子がそれを見過ごすわけもなくぱあ〜っと寄っていって,一袋もらってきます.中には金魚が10匹程度入っているというのが例年の恒例行事でありました.

これらの金魚は例年であればすぐに個体数が淘汰されて減っていき,冬を待たずに最後の一匹も逝き絶えてしまうのですが,今年は違いました.餌を毎年使いまわし(すまん.>金魚)ていたのを個体数が減ってから新しい餌に変えて見たところなんとも活発に動き回るようになったのです.それまでは"どうせ金魚すくいの金魚だし,元気がなくて当たり前"と思い込んでいたのですが,目から鱗が落ちました(金魚だけに...).

で,今年は最終的には2匹が生き残ったわけです.まあ普通の和金ですから,適当に大きくなってくれればいいと思っていたのですが,餌の食い付きがあまりにも良く.2匹のうち1匹は丸々と太って,一時期は鱗と鱗の隙間が開きそうなほどの成長ぶりでした.妻も日中の忙しさにも負けず水換えを例年よりは頻繁に行ったために,なんとか一冬越しました.我が家で金魚が越冬するのは息子が生まれてすぐのころ以来だったのですが,その当時は水換えもあまりやらなかったし,一匹だけだったので,冬季の金魚の動きも鈍く.それから比べると"今年の金魚はいつもと違うぜ"思わせる何かが私たちに胸騒ぎをもたらしました.(←大袈裟)

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