前回謎が謎を呼んだ感じで一旦続くになってしまいましたが，この時点でかなりテンパってました．どうやったらいいんかしら？と本当に途方にくれたんですが，よくよく考えると，フロントのウィンカー自体に問題がないかを今まで確認していません．う〜む，こうなったらフロントウィンカーをリアのハーネスにつないだらどうなるんじゃい？
ということでフロントカウルをそのまんまリアのハーネスに取り付けてみると，全然点かないじゃないのよ〜！目の前で起こっている現実に混乱しながら記憶の糸を手繰り寄せていると，思い出すのはフロントカウルのすったもんだ．確かに片方のウィンカーはレンズがすっ飛んでいた上に，バルブも割れていたような？そのため，レンズは新品を驕ったんだよね．でも入荷してすぐにつけたはいいけど，そのときにバルブはまだ買っていなかったから中身は今は空なはず．そう，少なくとも片方は...恐る恐るウィンカーレンズを外してみると，案の定左はバルブがありません．う〜む，こんなこともあるのね．右は？なんとバルブ切れ．そうなんです．片方はバブルを入れ忘れ，奇しくももう片方はバルブ切れを確認していなかったがために，フロントウィンカーが両方ともつかない状態になっていたため，よもやこんなことになっていないだろうということで大袈裟なトラブルシュートをしてしまったのでした．
結局生きているバルブを左前につけて左側の前後を同時に確認したところ，リアでやったのと同じく高速点滅を確認することが出来ました．これで目出度くトラブルシュート完了です（←おまえが一番目出度いわ!）．ということはバルブ２つをこれから購入しなければいけないし，ウィンカー２つで高速点滅のままということはリレーを壊してしまったことは確実なようで，これまたウィンカーリレーを調達しなければいけません．ウィンカーリレーに関しては２つともバルブがあれば正常な動作をした可能性もあるだけに，本当にいらない作業で壊してしまった可能性が高く，反省しなければいけませんね．私...
さて，その翌日バルブを購入するも，リレーがまだ．リレーはヤフオクで売っていた10Wx2+3.4Wのミスバ社のもの．何それ?恐らくブレーキパッドのヤマシダと同じで日本の会社っぽい名前で信用を得ようということなんでしょうけど．そんなものにはごまかされないぞ〜．（っつーか買ってもーてるやん！）まあ，ものは信用置けないだけに，それなりの何百円というお値段で買えてよかったのですが，これで果たして動くのやら？しかももその上送料をケチって普通郵便で送ってもらったため，結局作業は翌週末となりました．
ということでその週末は冬というのに結構朝から暖かく，１０時から張り切って作業です．っつーてもまずウィンカーを取り付け．ウィンカーの取り付けなんてものの２分で終了．一応エンジンをかけて高速点灯することを確認したら，あとはリレーの交換．サイズ的に少し純正より場所をとるデザインなので心配はしましたが，ステーの刺さる位置も絶妙で，問題なくテールカウルの中に納まりました．ここで点滅確認．エンジンを掛けて，ウィンカースイッチ右！あれれれ？なかなか点滅しない．といっても１秒ぐらいしたら点滅を開始します．点滅のサイクルはまったく問題なし．引き続き左をつけても先ほどのようなタイムラグはありません．再び右を点けてもタイムラグなし．要はエンジンを掛けて一発目は点滅開始にタイムラグが大きいみたいです．エンジンを一度切ってからだと同じく左でも点滅開始が遅い．まあこれはご愛嬌ということで，私的には許容．
しかしもう一つの問題が．それはメーターのウィンカーバルブ．まったくうんともすんとも言わない．確かメーターの中のバルブは割れてはいなかったはずなので，まさか切れていたのかな？ということで，家捜しして中古のメーターバルブを確保してからカウルを外してメーターも外してバルブを確認するとやっぱり切れている．それも最近ではなく以前から切れていたような痕跡が．もうこうなると私の部品の選球眼のダメさ加減が露見しまくりですね．
メーターバルブを交換し，早速エンジンをかけ確認したところ，見事にウィンカー点滅と共にバルブ点滅開始．う〜む，当たり前か...少し情けない思いをしながらメーターバルブを見つめる私．
メーターとカウルを戻したらその日の作業は終了．これでようやっとナンバー取得を真剣に考えることが出来ます．さて〜，市役所いつ行こうかな？
