10歳おめでとう!!

H1についてはキャリパー清掃からのトピックがなく約1ヶ月半手付かずの状態のように見えますが,実はちょこちょこっとやってます.フロントで予想以上の効果を得たキャリパー清掃をリアにもやっときました.あとクラッチと同じようにフルードも交換.(←手抜き)あとはボトムリンク周りの清掃.ついでにグリスアップ(といってもニップルがないのでベアリングやシャフトにしこたまグリスを塗りたくっただけですが)なんかもやりました.それに走行はこの夏は控えめにして約500km.要は車検に備えていたのです.(そんな言い訳あるかっツーの)

しかし普通に車検を受けるなら消耗部品を換えたり,油脂類の補充,交換などいろんなトピックがあるはず.ここで交換すべきものを極限まで良好な状態を保ちながら使い続けたいのが私の天の邪鬼なところなですね〜.だってF,Rともパッドは購入済みだし,フロントだって実は中古ではあるけど溝がいっぱいあるタイヤも入手してしまっているわけですから安心して受験できるようにすればいいのに...まあ極限まで使うと言ってもFタイヤは溝がマーカーまであと1mm弱.パッドもF,Rとも1mm弱ぐらいですから,この状態で通ったとしてもすぐに交換になるのは間違いないんですけどね.にゃはは.

さて,その車検ですが,まあお金はありませんからもちろんユーザー車検となります.前回は規制緩和でユーザー車検が非常に通りやすくなったとかでやりたかったのですが,いまいち時間が取れず断念したので今回初めてのトライになります.ドキドキ...まず予約です.やっぱり雨だけは避けたいということで3日前に午前中を予約.ところが翌日その予約日の天気予報が怪しくなり,前日にはついに降水確率50%.空模様を見るととても翌日雨が降るようには思えないのですが,天気図の変化なんかも某新聞系のWEBで確認した上で延期する事にしました.仕方がないのでその翌々日の午後(午前はあいてなかったのよ)に予約を変更.すると元々予約していた日は快晴.非常に悔しい思いをすること2日間.待ちに待って予約当日.この日雨が降ったら私は狂気のあまり廃人になっていたかもしれません(大袈裟).何はともあれめでたく車検を受けることになりました.ブレーキパッドは指摘があった時に交換できるように新しいのを持っていきます.タイヤはいくらなんでも持ってくのは無理だしね...曇天の中いったん会社から戻り,千葉支所へ.その道程でのH1の調子は心なしか絶好調でした.うーん"これで引っかかったらおまえのせいだ"と言わんばかり.プレッシャー...

さて継続検査の場合,準備しなければいけない書類や現場でそろえる書類については以下です.(注:今後システムが変わったり,支所によって違ったりもするでしょうから,必ず事前に別途確認されることをお勧めします.)

事前に用意するもの
事前に用意できる書類支所で用意する書類(書類代30円かかります)
車検証自動車検査票
自動車納税証明書(受験前の納付を証明する)自動車重量税納付書
古い自賠責保険の証書(その車検日に加入している証明)継続検査申請書
新しい自賠責保険の証書(車検受け後2年以上有効のもの)
整備記録簿

で,8番窓口で早速用紙購入.あと千葉支所では自賠責保険の窓口も中にあるのでそこで加入.これが22900円也.あと同じ窓口で重量税もお支払い.これが5000円.あと検査代もなぜかここで支払えます.これが1400円."車検受けたいんですけど"といって書類を渡すとそれぞれの印紙を貼ってくれます.後は書き込んで申し込みっと!ところが私はこの次の瞬間一つミスを犯しました.焦るあまりその窓口に記入見本もないのに継続審査申請書に記入を始めてしまったのです.よくよく見ると"鉛筆で記入してください"と書いてある(T_T).そこで8番の窓口で聞くと"見本は4番のところにあります.修正をどうするかは4番で聞いてください."とのことでした.4番にいくと見本がありました.見本と私の紙を見比べてみると書いちゃいけないところまで書いてる.(T_T)振り返って,4番窓口を見てみると,係官は恐そうなオジサン(激泣).それでも気を取り直して一通り記入します.ちなみに継続検査申請書以外はボールペン書きです.さて受付けに並んでいる人たちの最後尾に並んだ直後,私はもう一つのミスに気付きました.前に並んだおばさんの持った書類が修正跡と修正印だらけだったのです."よくもまあそんなに間違うこと"と思った瞬間"印鑑がない."まあ珍しい姓でもないので,支所横にある代書屋さんで三文判を購入.これが400円(痛恨の一撃)...

気を取り直してまた4番の列の後ろに並びます.まだコワオモテの係官が窓口に座ってます.印鑑はまだ使わないで(朱肉がそこら辺になかったんで),何か指摘が合ったら押そうと思ったのです."ここ間違えちゃったんですけど"とおずおずと書類を一束渡すと"ボールペンで書かないでね〜"と言われただけで,印鑑も要求されず"1番のラインに行って"と書類を返されました."僕の400円は?..."という言葉を頭に渦巻かせながらカウル内に書類を置いたまま久しぶりのノーヘルでラインへH1を運びます.

ラインの建て屋の前にはたくさんの4輪が並んでましたが,2輪は私だけでした.ラインの奥に一台バイクが見えましたがその検査が終わると検査官はみんないなくなってしまいました.どうやら休憩時間(時間は14:00をちょっと廻ったぐらいでしたが)みたいです.ちなみに今回私は整備記録簿に一通りの記録をつけて提出したのですが,これは先整備,後車検というやつなんですが,何分検査したのが私ですから4番の窓口で検査申請書には赤鉛筆で"本人"と書かれていました.これは結局後整備と同じ事になるのでしょうか?わからん...ラインの前で時間をつぶすのも何なので中を一通り見てみました.光軸検査やブレーキ検査の機械があってその外は何やらわからない装置が並んでいます.まあ実際やってみればわかるだろうと腹を括っているうち検査官がやってきました.

検査表を渡して,まずエンジンかけて燈火類,ナンバー,車体No.の確認.あとは車体周りのチェックをトンカチでこんこんやって次はラインに入ります.ラインに入って一番にブレーキ検査.ローラーの上に前輪を載せて黄色いスイッチを踏むらしいですが,このスイッチが細長いので,スイッチとは思わず,検査官に"これっ.これがスイッチ"と教わりました.表示板の指示に従って前輪のブレーキをかけて,次はメーターテスト40km/hでブレーキを握ってはいOK.少し前進.後輪をローラーに載せてスイッチを踏んで...ああっまたスイッチを探してしまった(^^ゞ...でブレーキチェックの後は光軸.これが一番心配だったのですが,"○"が出ました.あとは"2番と3番のラインの間にあるBOXに種類持っていって"と言われたので持っていき書類に判をもらいました.これで合格らしいです.

最後に4番にまた戻って種類を提出します.すると新しい車検証とシールをもらい."次は何かなー?"何て突っ立ってると"もう終わりだよ"と言われました.なんか物足りないですが,これで全部らしいです.名義変更や住所変更では良く来る支所でしたが,車検もこんなにあっさりとしているとは...ちなみに費用は〆て29330+400円(T_T)でした.

(注:もし今後千葉支局で受験される方は受付け窓口の番号や手順がこのまま変わらない保証は一切ありませんので,その場で係員の方に質問されることをお勧めします.)

事務所の前でいそいそとナンバーのシールを貼り換え,帰路に就きます.途中奇しくも7Rとすれ違いました."あれは何年式かな〜"なんて思いながら,"そういえばH1はこの車検で丸10年だな"とふと思い出しました.3年目からの付き合いですが,H1が10年生き長らえたのはとても喜ばしいことです.走行距離は別として7年以上のお付き合いということは今まで所有したどのバイクよりも期間が長いわけで,H1というのは私のバイクライフの単なる通過点ではないような気がしてきました.帰路の30分間H1に"おめでとう"をいいながら,慈しむようにスロットルを開けてました.ちょっとおセンチな私...でした.

車検も無事こなし,今後のH1,楽しくお付き合いしていきますよ〜.おっ楽しみに〜.

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