ドアホンの交換(その2)

さて今回はドアホンの交換です.まず子機からですが,あいにく今回入手したWQS5009Wはメールボックス埋め込み型の子機ではありません.といってもこの子機を埋め込むことのできるメールボックスは別に売っているのですが,そこまでしてまた故障したときはメールボックスごと交換という憂き目に再会しなければいけなくなるわけで,もうそんなのはコリゴリなので今回の子機は従来のメールボックスに無理やり取り付けてしまうことにします.

まず故障している子機の中身を引きずり出してカバーのみを取り付けます.ケーブルをもともとのチャイムボタンの穴を利用して引き出して,ここに新しい子機のブラケットを取り付けるための穴を開けます.カバーの上下幅が新しい子機よりも小さいので,カバーから片方の穴がはみ出してしまいましたが,まあ新しい子機はそれなりの防水性も確保できているようなので,裏側に隙間ができてもあまり気にせず取り付けることにします.

ブラケットを取り付けてみるとこんな感じになります.写真ではちょっと斜めについていますが,ブラケットの下側のねじ穴は長穴になっているので気にせずまあこんなんでもあまり気にせずどんどん作業を続けます.


ペアケーブルを子機の裏の端子に取り付けて,子機を取り付けるとこんな感じ.確かに違和感は多少ありますが元々のボタンの位置に取り付けたので長年見慣れた私から見れば何の違和感もないのです.ちなみにこの子機はカメラの向きを水平と上向きに調整できるのですが,うちはメールボックスの位置がずいぶんと低いのでカメラの向きは上に向けています.


いろいろと悩んだ室内の子機ですが,従来の子機についてはモジュールジャック用だけに何か取り付けるのは面倒なので,そのまま取り付けておくことにしました.で,新しい親機の取付位置はリビングの入り口の脇なので約1m旧親機の右側にしました.はじめはリビングの逆側の壁に取り付けることを想定していたのですが,取付の直前になって息子の一言でこの位置に決まってしまい,今度はずいぶん近くになりました,ペアケーブルも10m分購入したにもかかわらずあまりにも近いので,真横に向けてペアケーブルを延長して壁を這わせていくことにしましたので,こんな感じになっています.


で,電源については既設のものはそのまま古い親機に入れたまんまにしておき,新たにコンセントから100vを取ってこんな感じに.作業終了です.この写真はフラッシュをたいたので画面が薄っすらになってしまいましたが,実際の見栄えは必要十分です.ちなみにカメラの向きは上向きにしたのですが,子機の近くに立つとほとんど来客の顔が見えなかったりします.一応かみさんに実験してもらい通話したのですが,その後しばらく来客もなくなかなかドアホン交換のメリットを感じることができなかったので,次の日に宅急便の配達員さんが来てくれたときはピンポンダッシュする小学生のごとくこのボタンを押しに行ったりしました.

ということでこれまたお金も暇もかけないいい加減作業をご紹介してしまいましたね.

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