洗面所風呂前の床の修理(その1)

さて,うちも新築から15年近く経過してきていろいろがたが出てきました.以前無理やり勝手口をつけて,切った貼ったしてしまったのも記憶に新しいですが,今回もやってしまいましょう.といっても通常のリフォーム業者さんなんかがやっている内容とはかけ離れた内容なので,作業の出来上がりを期待してここに来た方はそんな期待は打ち捨ててみてくださいね.

といった具合にまた言い訳くさい文章から入ってしまいましたが,今回のお題は洗面所の床です.洗面所の床といってもうちの洗面所は脱衣所を兼用ですので,この風呂のドアの周辺の床がその湿気でだんだん柔らかくなって,床シートがはがれてきたのです.で,これをそのまま放っておくと床板はおろかその下の骨組みまで腐食して果てには家全体に影響が及ぶかも?ということなのでなんとかしなければいけないのです.調べてみたところ床のシートをはがすとその下は床板で,それをはがして貼りなおすことで大体治るみたいです.でもうちの床シートは洗面台や洗濯機の排水枠なんかもあって,これらを一旦外してしまわないと元通りにはなりません.それに腐食している風呂ドアのまわりがどのようになっているかわからないと,どんな材料を購入して,どんな工程で直すかが決まりませんので,ここはどうせ長期戦になるのであれば長期の休みまで待ってから作業を開始することにしたのです.

で,そう思い立ってから長い休暇の初日を待つこと約6ヶ月(長すぎるわ!).早速シートをはがして中身を確認.すると床板は13mmのベニヤを2枚重ねてあり,それが完膚無きほどに腐ってしまっていて,手でボロボロともげるほど.おお?こりゃかなりやばいかも?ひとまずこれら手で取れる限りのおがくず状態の木片をひたすら除去したところが写真の状態.こりゃ床板だけでなくその下の渡し板もいかれてしまっています.それにドアの左右の立て枠も下のほうが腐食でボロボロです.う〜む,こりゃ結構大変なことになっているかも?


ここで対策を考えます.まずシート全体をはぐって何とかするのはもともと構想になかったので,やっぱりそこまで大変なことをせずになんとか復旧したいもの.で,あくまでも部分復旧でごまかすにしてもすぐにまた周辺がベコベコになってきては困るので,下の渡し板の部分も合わせて修復を考えなければいけません.まず,図らずも腐食が進んでしまった渡し板ですが,ここはやっぱり補強しなければいけないでしょう.

で,考えたのは

@ひとまず腐食している床板の部分をきれいに切り取って
Aその下にある程度の長さの渡し板を何本か入れ込み
Bその下にある腐っていない板に固定して
C剥ぎ取った床板の部分にきれいに板をはめ込んで
Dその上から床シートを接着し
E腐食のせいで変色している床シートは塗装で色を合わせこむ

というもの.

で,そのためには渡し板と床板の材木や普段あんまり使わない長めの釘を調達しなければいけません.

必要な板の厚みや長さを測ったら早速ホームセンターに行ってちょうど使えそうな材木を探します.しかし肝心の床板で使用する26mm厚の板なんてのは見つかりません.一番近いもので27mmで,これは使えるかどうかわかりませんがいざとなったら厚みを1mm落として使うことにして購入.ベニヤを2枚重ねているところの代替なので1枚板ではちょうどいいものがないのはしょうがないでしょうか?まあ,薄すぎるより修正が利く分いいでしょう.

で,左右のドア枠については途中でぶった切って新たな木材で埋めることも考えましたが,どう考えてもきれいに仕上がりそうにないので,ひとまずパテ埋めしてごまかすことにしました.ここもどうせ強度がそう必要なところではないので,そんなもんでいいかな?なんてまた相変わらず手抜き根性満開な私です.

で,そのドア枠の立て板のした部分もしっかり床板を入れ込まなければいけないので,床板はドアの縁と都合3方向に入れ込まなければいけません.ということで上の手順@の切り取る範囲を少し広げて,この床板を3分割にして,隙間なく3方向に入れ込むことにしました.ひとまずドアに近い側を2本の板できちんと埋めることができた時点でご満悦の記念撮影.う〜む,まあまあうまくいったかな?

さ〜て,ここらへんで長々しくなってしまいましたので,次回の続くのでありました.

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