混合水栓の交換(その2:古い混合水洗の取り外し)

さて,作業の日がやって参りました.開始するにあたって,まず最もめんどくさいのが流しの下からの作業があるため,流しの下の収納スペースからナベやヤカンを取り出してしまわなければいけないということ.ご丁寧にこの収納スペースには通販で売っていた組み立て式の棚が置かれていて,それに満載の状態なのでそれをおろして,分解してを行わなければなりません.まあ作業そのものはそんなでもないんですが,その棚に元通りに置かないとかみさんにこっぴどく叱られるかもしれませんので,それが一番のストレスなんですが...

で,まずできるだけナベヤカンを外に出している時間を短くしたいので,現在付いている混合水栓を上から取り外していきます.というのは以前分岐水栓をつけたときは上からの作業だったので,もし上から取り付けがされているタイプだったら,水栓自体外れるようにしておいてあとは下回りの配管を外してまた新しいのを付けるだけの間ナベヤカンを外に仮置きしておくことができるかなと思ったわけです.

こちらが現在の状態です.外観上はプラスチック部分が黄ばんでいるぐらいで,そんなではありませんが,この先端部分のプラスチック部品が破損している状態です.分解方法は以前分岐水栓を取り付けたときにやったのですが忘れてしまいましたので,一つ一つ思い出しながらの作業です.

まず屋外の水道メーターのところにあるバルブを閉じてからキッチンに戻り,水栓のレバーを外します.通常のものではプラスチックの部分にネジを隠すふたなんかがあるケースが多いのですが,これはそれが見当たりません.分岐水栓取り付けの際にも取扱説明書を見るまでわからなかったのですが,これは単純に上に引き抜くだけで取り外せます.取り外したところで,ローレット形状の樹脂部品が顔を出しますが,これが前後左右に動いて水栓の役目をしているのがわかります.
ここで,レバーを外して現れた思わしげな六角にモンキーをかけて緩めて外すと分岐水栓の上っ面が顔を現します.しかしここからどのように緩めるかは見た感じインスピレーションが沸きません.分岐水栓を追加するときにどうやって締めたかを思い出せばよいのですが,あいにくその記憶がぶっ飛んでおります.ひとまず手で緩めようかなということで力任せにやってみますがダメ.

WEBを探したところ,幸いにもこのタイプの分岐水栓の増設方法について取扱説明書がダウンロードできたので,それを見たところ,締めるときは手でとあります.

う〜ん,やっぱり手だったのね.でもなぜ開かないかというと,それは単に長年使ってきて固着してしまっているから.もうこうなったら道具を使うしかありません.しかしこの径にあう工具はあいにく丸配管用のパイプレンチしか持ち合わせていません.これは口金にはギザギザがついていてそんなの直接あてがった日には傷だらけになってしまいます.別に傷だらけになったら捨てればよいんですが,分岐水栓はまだ使えるものと考えると,そこはあまり強行に出るわけには行きません.一応布テープを巻いてパイプレンチをかけたところ,難なく緩みました.しかし結構力が要ったので布テープが部分的に破れてしまい,結局傷が付いてしまいましたが.
で,その次は蛇口を上に引き抜くだけなんですが,これもなかなか力が要って本当に引き抜いても大丈夫かしら?という感じでしたがぐりぐりまわしながら上に上がってきてなんとかクリアでしました.で,次は...と思ったらこれはもう打ち止め.どうやらこの水栓は下側がネジになっていて下からナットでとめるタイプみたい.う〜ん,これは無駄なことをしてしまったかも...

しょうがないので,ここで下回りのナベヤカンを引きずりだして,シンクの奥のねじ留めされた板を外し,中から取り付け部をのぞきます.案の定ナットがかかっていますが,シンクとの隙間が前後3cm程度しかなく,これをどうやって廻すか悩むところです.特殊工具がいるのか?といったん絶望.ちょっと心を無にして対策を考えます.が,今回はまた長くなってしまったのでここまで.ということで今回は分岐水栓の取り外し方を説明したのと同じ内容しかレポートできなかった感じです.次回ご期待くださいね〜.

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