フレームにオイルべっとり

3月のある週末,ZXRから降りて,ふと下周りを見てみると,アンダーフレームの一部にオイルとスラッジがべっとりついてました.ちょうどクラッチロッドとスプロケカバーの真下."また出費か!?"と背筋が寒くなります.わたしのZXRはこの部分のクラッチのプッシュロッドの周りのゴムシールがいかれるとこの部分からオイル漏れが発生するらしいので,"もしや"とは思いましたが,とりあえずスプロケカバーを開けてみる事にしました.サービスマニュアルを片手にどのネジを外すのか探してみましたが,その部分がすぐに見つからなかったので,クラッチシリンダのネジも外してしまいました.ところが全部外したのにびくともしない.しょうがないのでマイナスドライバをフレームとの間に入れ,テコで万遍なく徐々に浮かせていきます.クラッチシリンダの周りについている位置決め用のピンが2本あるのですがこれがなかなか抜けず,手間取りましたが最終的にはカパッと外れました.そこに私が見たものは!!

山盛りのスラッジに埋まったスプロケットとクラッチのプッシュロッドでした.あまりのスラッジの量にフレームにボトリと落ちたスラッジからこの頃の暖かい陽気に誘われてオイルが滲み出してきたと,そんな感じの分析をしました.クラッチ周りからのオイル漏れではなかったので一安心ですが,ここまで汚れているとは...

とりあえずきれいにスラッジを落としていきます.スラッジの中からは何故か判りませんがわら屑なんかも出てきたりして,ちょっとセンセーショナル.このスラッジを取り除く事で少しは軽量化になるかな?チェーンケースを外してるわけでもないのに,この有り様は何なんでしょう?特にクラッチ周りはきれいにして,スプロケカバーをつけておしまい.やれやれ...(作業時間約30分)

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