ついに決断(?)

不動状態で程度の良いエンジンの出品を待つこと5ヶ月.程度の如何はわかりませんが,78000円てのがありました.しかしこれならば腰下までお店でばらしてもらったほうが良いかも...という感じで,あとは程度が悪く欠品が多いものがせいぜい.一昔前ならZXRのH型エンジンなんてただ同然でフレームと一緒に取引されていたって言うのに,もう16年選手になるとドナーもそうそういないってことですね.

隔世の感をひしひしと感じさせるこの状況に,なんとか乗りもしないZXRを長々とガレージに止めておくことにそろそろ妻も理不尽を感じ始めたようです.そのような現実にとどめを刺したのが4月の税金支払い(実際の支払いは6月ですが)です.もうこのまま復活の可能性もないのであれば,税金を払って延命するのも非常に心苦しい.もうこうなったら潮時とあきらめてしまうことに決心がつきました.

でも気持ちはどうしても乗り続けたい.ギリギリ3月の最終週まで待ちました.でも結果的に待ち人来ず.従って車検証とナンバーをもって断腸の思いで廃車手続きに行きます.手続きはもうあっさりと書類だけのものですからあっさりと廃車完了(正確には一時使用停止状態ですが).面倒なのは余った自賠責の解約.約半年ですが余った分は返してもらわねばなりません.で,陸運支局の窓口で返金をお願いすると,なんともその保険会社の窓口でないと返金できないとのこと.う〜ん,非常に不便,不親切.払うときはなんともあっさりと領収するのに返金は手間を掛けさせて,この保険会社はそういった差額で儲けているに違いない.せっかく感傷に浸っているのになんとも無粋なことだこと.

で,おうちに戻って早速解体と行きたいところなのですが,カバーをめくると愛着感が再びこみ上げてきてなかなか実行に移すことが出来ません.しばらく再び様子を見ることにしました.あ〜,なんとも優柔不断.

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