ウィンカー脱落

5/9の日曜日.オイル交換の試運転ということで近所を流しました.まず暖機運転.せっかくアンダーカウルを外したということで,先日のオイル交換のときにエキパイを拭いたのですが,その時にしこたまオイルを付着させてしまったのかエキパイからオイルの焦げるにおいとともに煙が揚がってきます.他の異常が無いことを確認して,発進.とりあえず1速のコンタクトがスムーズになったことをその場で体感できました.また排気音もばらつきが少なく,立ち上がりがタイトな感じの音です(どんな音だ?).かなり内心"うしし"です.あと本来これは良い事なんでしょうけれど,エンブレがあまり効かなくなりました.今まではタイトコーナーを1速で回ろうとシフトダウンするには相当慎重にやらないと後輪がホップするような現象があったのですが,今回多少無理してもスリップさえもしません.その代わり高速からの減速はエンブレだけでなくブレーキも必要になってきました.今までH2以降に付いているバックトルクリミッタとやらがうらやましくて仕方なかったのですが,そんな気持ちがぶっ飛んでいきました.いつもはギア抜けする3-4速の間も,抜けなくなりました.ギアの入りもスムーズです.

発熱は本日の気温23度において回転キープ系の走りをしても水温計の針は半分以下で留まっています.さすがシントロン.というよりもあの容器の中に入っていたのは本当にシントロンだったのだろうかと疑っていた私に一条の光陰が射しはじめたのでした.しかしエンブレの効きが劇的に変わったので乗りにくいったら...今まで変な癖がついていたのを痛感したのでした.

ところがそんなこんなでヘナチョコ走りを繰り広げているにもかかわらず,沿線農民の皆さんの注目度が異様に高い.どっちかというと羨望の眼差しでも疎ましい系の眼差しでもない,ぎょっとするようなそのリアクションは一体!?それに交差点でとまるとその瞬間にカラカラと音がする.おかしいと思って車体を揺すってみる.あまりはっきりとした感触ではないが何かが引っかかって転がっているような感じがする.工具でもカウルの中に置きっぱなしにしたかな?(そんなことはないでしょう←心の声)オイルフィルタが落下しかかってるとか...(そんなこともないでしょう)そうこうするうち自宅に到着.で,オイルフィルタのオイルもれをチェックするため屈んだ瞬間,見てしまいました.やっぱりという感じですがウィンカーが

"ぶらーん"

以前左前は同様に走行中に宙ぶらりんとなり,ゴムブーツを交換したばかりですが,実はその時点で,右前もゴム表面にひびが入っているのがわかってました.しかし私が慌てなかったのはこの正月の帰省の際にある方から譲っていただいたウィンカーASSYがこの時になって役に立つからなのです!早速グルニエに上がりそのウィンカーを持ってきます.ゴムの劣化はほとんど無い代物で,ウィンカーの樹脂部分の傷もほとんど無いのでそのまま今回ASSY交換することにしました.

前回ゴムブーツの交換は自分でやっているので手慣れたもんです.しかし一点だけ気をつけたいのが,カウル内部右側にある冷却水のブリード栓です.ヘナチョコ走りとはいえ水温はかなり上がっています.手で1秒でもパイプや栓に触ればあっという間に島木ジョージ状態です(パチパチパンチではない.それにしても古い).よって細心の注意を払い,コネクタ付けと取り付けを行いました.(作業時間約0.1h)

またその当日例のホームセンターに寄ったので,オイル売り場を見てみると,シントロンの分け売りのボトルがなぜか1本1300円強になっている???4L缶が4980円なのでこれは当たり前といえば当たり前なのですが,一瞬目眩がしました.うーむ...やはりいまZXRに入っているのは怪しいオイルであることには間違いないようです.(T_T)

まあ今までよりかなり向上したので良しとしましょう!←今までが酷すぎたっていう話は...?

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