マフラーガスケット

最近忍者で走っているとちょっとした段差を乗り越えたりするとガツンと音がするようになってきました.なんか壊れたかな?と思って降りた後に車体をくまなく調査します.でも何か部品が外れた感じもなく,緩んでいる感じもありません.車体の下回りからの音であることは間違いないので,マフラーやスタンド周りを重点的に見たのですが,イマイチこれはという点が見出せずにいました.

で,わけがわからないまま数回乗ってみたのですが,どうやらスタンドにマフラーがあたって出ている音であると推測できるまでになりました.別に走行に問題があるわけではありませんが,やっぱり気になるので再びマフラーとスタンドを中心にチェック.すると,マフラーを力いっぱい引っ張ると,スタンドがゴムパッドをずれてマフラー本体にあたることが判明.

なんでこんなことがおきるのかな〜?と考えてみたんですが,このマフラーは900R2号機から移植したもの.2号機のマフラーはもともと1号機についていたものに比べて外観が悪いので,人に譲るときにこれではまずいということで入れ替えたのです.そのときにガスケットが少し破損していたんですが,そろりそろりと気をつけて挿入したことを思い出しました.

そのときはまだガスケットはいけるかな〜?と思えたのですが,どうやら取り付けてからもボロボロと破損が進んでいったようです.このままではいずれにせよ走行に支障が出てきてしまうのは確実です.ガスケットを交換せねばなりますまい.

調達についてですが,また断腸の思いで新品を調達しました.いったん手持ちのマフラー(なんじゃそりゃ)についているガスケットを流用できないかを検討したのですが,どうもマフラーからはずそうとした時点で固着が激しいのでボロボロと崩れてきてしまいます.まあ,こんなのを流用したところでまたすぐに交換と相成ってしまいますので,ここは新品に走るしかないと判断したわけです.

で,1週間もしないうちに入荷したガスケットを取り付けます.そういえばこの類のガスケットは昔のものはほとんどがアスベストを使用していましたが,最近のものはどうなのでしょうか?外観を見る限りはそう大きな違いは見られません.まあ,古いやつがいっぱいボロボロになってしまいましたが,これはもう自然界に散らないように秘密の箱にしまっておきましょう.(←危険な箱なのよこれが)


ということで試運転です.これまで路肩のアスファルトの小さなうねりなんかでもその波形がマッチしたらカツンと音がしていたのですが,大き目のを多少ラフに乗り越えても音がしなくなりました.それまでこの音が出ないように気にしながら気にして気にして走っていたのですが,それがないだけでまるで新車に乗っているかの優越感.う〜ん,こんなことで幸せはやってくるものなのね.新品のガスケットって素敵.

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