2回目の着せ替え(その1)

とりあえず外装をいじくりたい季節がやってきました.ということでまたまたA2ライムの外装を作ってしまいました.外装のいじり自体はもう何度も出ているので全然紹介するに値しないもんではありますが,一応その素性をご紹介しておきましょう.

・アッパーカウル:G2の純正そのまま(右ウィンカーの付け根のみ補修)
・フェンダー:赤をライムに塗りなおし
・タンク:A2赤銀の塗り替え
・サイドカバー:G2青銀の塗り替え
・テールカウル:A9赤黒の塗り替え
・センターカウル:A3赤白にライム,青帯のみ追加
・アンダーカウル:A6黒の塗り替え

ちなみにテールカウルについては2ケいっぺんに仕上げてしまうというマスプロ状態.だって結構汚いテールカウルが部屋にたまっちゃって,補修して売りにでも出さなかったら家庭崩壊確実な状況だったんですもん...

一方外装についてはA4青銀で乗ってきた我が忍者ですが,せっかく一式出来上がったので再度ライムグリーンに着せ替えすることにしました.で,着せ替え作業自体は2回目ということもあってあっさりと半日で済んだんですが,ここからが今回の本題.

実はここでひとつトラブルがあったんです.それはガソリン漏れ.実は外装の着せ替え作業の時点ではガソリンが結構残っていたのですが,そのガソリンはそのまま入れ替えを行っておいたので,この時点ではガソリン漏れなどはなくまったく問題ないと思っていたのでした.

ところがその作業の約1ヵ月後です.その日は結構暑い日で,またいつものホームセンターに行く足代わりとして忍者が出動したのでした.そろそろガソリンもタンクの1/4程度まで減っていたので,ガソリンスタンドで給油したのでした.久しぶりの満タンで,セルフだったもんですからレジでお金を払って戻ってくるとなんだか車体の下にガソリンの滴ったあとが...そのときにはガソリンがドボドボたれていたわけではなく,単に入れすぎでオーバーフローしたかな?という程度だったので,もう久しぶりの満タンにはしゃぎすぎちゃって自分ったら!と思った程度でした.

でもホームセンターの中で買い物をして忍者の元へ戻ったときには状況が一変していました.もう車体からジョボジョボとガソリンが滴り落ちているではないですか!なんじゃこりゃ〜.

早速ガソリンを滴らせながら戻り,原因解析です.まず漏れているところを見つけます.これは簡単に見つかりました.ガソリンタンクのブリーザーチューブの2本のうちの1本から漏れています.ちなみにこのホースの先端をふさいで見ると,なぜだかしばらくしてからタンクキャップのほうからガソリンが漏れてきます.まあこのホースはこのようなオーバーフローを防ぐブリーザーなわけですから当然といえば当然.

で,どの程度まで漏れるかをひたすら調査してみるとどうやら3リッター程度漏れるとそれ以上は漏れません.サイドスタンドを立てて停車しているとこれが5リッター程度まで増えるので,どうやらタンクの左側になんらかの原因があるようです.とにかくブリーザーがらみの造作に問題がないかということで,これらの通気口につまりがないかをまずチェックします.エアーをブリーザー口から吹き込み,抜けをチェックしたところどうやらちゃんと抜けてきます.また,変なところに穴が開いていないかをチェックするため針金を突っ込んで見ましたが結構タンクキャップ近くまで針金が突っかかることなく進んでいきました.う〜ん,わからん.こうなるとタンクキャップのエア抜きなども影響している可能性があるので,ここはひとまずタンクキャップを交換してみました.そのタンクキャップは通気に関してはチェック済みのゼファー用のもの.満を持して交換後ガソリンを満タンにしましたが,その結果は全く同じ.どうやら問題はタンクキャップではないようです.

こりゃなんなんだ〜ということで,タンクの状況をさらに詳細にチェック.このタンクはいつぞやのオークションでさび取りおよび樹脂コーティングの施されたものを入手し,それを使ったもの.でも樹脂コーティングなのでその下地が実際どうなっているかはわかりません.さびで穴が明きかけた状態でコーティングを上から載せたのであれば,このような漏れが発生してもおかしくはありません.

それでも原因もわからないので,しばらく満タンにすることなく忍者に乗り続けましたが,実はこのタンク自家製ペイントとはいえ結構うまく塗れてて,今まで一番の出来だったんで何とか救いたいという思いが強かったんです.しかしどうも満タンにできないのは気持ちが悪い.でも原因と対策が一向にわからないので,もうこうなったら断腸の思いでこのタンクをあきらめ,別のタンクを仕上げることにしました.

さて,それについても一応ご紹介したほうがいいんでしょうが,ここらへ一休み...

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