今回も現車確認の続きでございます.外装などを主に見ていきましょう.

まず被害の少ない左サイドからです.こちらはカウルの破損はせいぜいキズと呼ばれるようなものが各所に見られるぐらいで,普段事故車やそれについていた外装を見てきている私からすると綺麗なものです.ウィンカーにも割れはありませんし,アンダーカウルも割れはなさそうです.この車体の唯一安心できるアングルといえるでしょう.

同じく左側のテールからのビューです.こちらはテールカウルに割れ,傷もなく,ウィンカーもちゃんとあります.ただ,リアフェンダ―先端のリフレクターがもぎ取られていて,これが少し痛々しいのと,そのフェンダーが少しセンターからずれているように見えます.もしかしたらフレームのシートレール部分に曲がりが出ているかも知れません.

右側のテール側からの見栄えとしてはグラブバーが削れていてテールカウルにも割れがあります.よく見るとテールカウルの左右をつなぎテールランプの上をカバーする樹脂パーツがありません.ちなみにこの車体,もともとは2012年式の緑/黒であったようです.それをあとで塗りなおしたようで,サスペンションスプリングは緑色のままです.そこらへん,どのようなカラーで直していくかキーポイントになってきます.あと,この車体を押し引きすると時折ガガガと音がします.どうもタイヤの回転角によってマフラーと接触しているようで,タイヤのショルダーが若干削れてしまっています.ここらへんタイヤが歪んでいるのか,それともホイールなのか?対応策が変わってくるところですね.

このアングルも特徴的にこの車体のダメージを表しています.まずカウルはほとんど真っ二つになるような割れが走っています.路面を擦りながら滑走したようで,擦れてその厚みを失ってしまっている箇所も多く点在し,メーター脇の部分は大きく欠損しています.果たしてこのフロントカウルを補修して利用するかどうか悩むところです.アンダーカウルも擦り傷もひどく,部分的な欠損もあります.欠損程度ではメインウィンカーも割れてめり込んでいますし,またステッププレートはあるもののメインステップ部分は根こそぎ無くなっており,ステッププレートの下からひん曲がったブレーキペダルが覗いているのがとても痛々しい感じです.なおこれほどのダメージでありつつも,エンジンカバーなどエンジン本体に破損が及んでいないのは不幸中の幸いです.運がいいというかなんというか.

特にこのフロントカウルの修復がむつかしいと感じるのはこのメーター脇の欠損部です.ここは運転していて目につくところですから,そんなに汚らしい補修ではだめですし,欠損の範囲に曲面が多く,なかなか形状の造形がむつかしいと思います.けど難しいと思えば思うほどやりたくなってしまうのが私の悪いところだったりします.ムフフ.

ヘッドライトのところに戻ってきました.ヘッドライトは残っていてホント良かったと思うのですが,よく見てみたらカウルへの取り付けブラケットのうち3つが割れてしまっています.そうなると結構固定するために精度よく補修しなければいけないので,そこらへんをどうクリアするかが重要になってくるでしょう.幸いにもレンズにも大きな傷はありませんし,リフレクタの曇りなんかもないので,できる限り流用できるようにしていきたいところです.
あと,コメント今まで抜けていましたが,この車体の走行距離はメーターを通電すると1万kmちょっとと出ます.返納証の表示距離とそう大きな開きはありませんし,ブレーキディスクの摩耗量などから推測するに恐らく巻き戻しはないでしょう.となるとエンジン含めこのまま補修できれば最新の低走行車ということで走行フィーリングを堪能できることになりそうです.俄然期待が高まります.
ということでフレームは入れ替えはしなくてもいけそうなのでひとまずこのまま各部品の補修をメインに進めていくということで,計画を立てていくことにしましょう.今から乗れるようになるのが楽しみであります.