ハーネスのセット

仮組みとはいえ,やっぱりエンジンぐらいは掛けてみたい.というよりもこんな長期間一度もエンジンを回さずにいると,ヘッド周りからオイルが抜けて,固着してしまう(もうしてるって).これではのちのちの手間が思いやられるということで,なんとか電装系に火を入れてみたくなりました.といっても事が簡単に進まないことは容易に想像できます.まあ長い道程ながらやる気になったからには実行あるのみ.といっても入手以来その状態の確認さえも中途半端なハーネスをボディに装着することにしました.

まずそのハーネスの状態ですが,一部テーピングが剥がれていて,ニュートラルセンサのケーブルなどはぱっくりと芯線が見えていたりします(T_T).一応仮組みでは有りますが,あまりにもひどい状態で組み付けても心配なのですが,若草色のワイヤーなんて手持ちが無いので部分補修します.途中で切れているアース線なんかもあって何かと不安は付きまといます.ものはA1の401のハーネスなのですが,基本的に組んでいるのはG1なので,何が違うかもある程度把握している必要があります.一応配線図は確認してみておきたかったのですが,あいにく国内仕様のA10とG1の配線図では実物と見比べて何が無いやら分からん.ここでまた半分自棄になって実際に組み付けて見ることにしました(^^ゞ.

週末,子供たちも起き出す前からNINJAのカバーを取り,タンク,シートを外しハーネスをセットします.ところが,ここで私は大きなミスをしてしまっていることに気づきました.この時点で水周りの仮組みを終わらせていたのですが,フレームのステムの後ろにある三角形の部分にハーネスを通すのに,この水周りの配管が邪魔になるのです.隙間が空いているには空いているのですが,コネクタを2ヶ一遍に通すことはままなりません.フロント周りの一番大きなコネクタから一つ一つ三角の隙間を通しますが,これが非常につらい.配管が無ければかなりスムーズに通るはずですが,実際はこのままハーネスがバラバラになってしまうのでは?と思われるほどの力が加わりながら(本人はそんなつもりはないんですが...)コネクタがステム側に一つ一つ顔を出していきます.ハンドルスイッチについてはそれぞれG1のものであると言う確信はあるのですが,いまいちハーネス側の配線が違う.私の認識ではA1とG1は配列なんかも変わらない筈.でも全く違うのがなぞ.まあこのコネクタはZXRで一回経験済なので何とかなるでしょう.今回はとりあえずつなげて放っときました(そんなことでいいのか?).

次に,バッテリケース周り.ジャンクションボックスは右側のサイドカバー内側にあるわけですが,ここへの配線はバッテリケースを回り込んでいます.バッテリケースは既設ですので,一旦外さなければなりません.ここで難しいのがハーネスの取り付け位置.前過ぎるとジャンクションボックスに届かないし,前過ぎるとハンドルを切ってスイッチボックスからの配線長が短くなってしまいます.何度も位置調整をしてやっと配線に無理のかからない位置が見つかりました.

あと何じゃこりゃと思ったのはオルタネーターのゴム製ホルダ.フレームに取り付いたプラスチックステーに刺さる筈なのですが,接点側を下側にするとホルダの中にどうしてもおさまらない.逆さにしてもダメ.しかたなくホルダに半分ほどオルタネーターを嵌めておきました.これは全く謎のまま取り敢えず放置しておくことにします(ほんとこんなんでいいのでしょうか?).あまりにも怪しいところがあるので今回火を入れるのは諦めました.お楽しみはいろいろちゃんと確かめてから...ねぇ(ずるいって?).今後NINJA乗りのかたにサイドカバーをはずして実物を見せてもらおうと虫の良い事を考えたりなんかして(^^;...NINJA乗りの方.今度私に会ったら知らないうちにサイドカバーが外されているかもしれませんよぉ.御用心.

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