NINJAシート張り換え(その1)

さて,NINJA再生計画第2弾!まだエンジンもフレームもないので,とりあえずあるものに手を加えましょう.ということでシート張り換えです.私が入手したシートは前後サイドに破れがあり,表面もかすれている部分があります.これはちょっといただけないので早速張り換えの準備をしました.

やってきたのは津田沼のユザワヤさん.実はこれ以前に近所のホームセンターなどで適当なビニールレザーを物色していたのですが,布地やテーブルクロスみたいなものはあっても,ビニールレザーは売ってません.以前どこかのwebで東急ハンズになら売っているとの情報を得ていたのですが,なにぶん東京に出るのはおっくうですし東急ハンズは何かと高い.そこで去年オープンしたユザワヤさんにきたわけです.ユザワヤさんというのはホビー専門のお店なんですがお裁縫系!?の品揃えが最高らしくって私の年頃で言うとおねーさんクラスの方々が多くいらっしゃいます.場違いな雰囲気を醸しながら,私は皮革売り場にやってきました.

まず,その種類の多さに驚きましたがほとんど柄物...森英恵デザインと思しきシートに腰掛ける自分も想像しましたが,これはとりあえず却下!NINJAというとシートは黒か青ですが,青はツキギカラーのライムグリーン外装にあうわけで,やっぱり外装との相性を考えると青は...結局汎用性を重視して黒にしました.黒のうちオストリッチ柄など表面のシボ具合のバリエーションもありましたが,ここで注意しなければならないのは裏地の伸縮性です.純正のシートでは縁に伸縮性が低く耐久性の高い生地を使い,それ以外は伸縮性の高い生地を使っています.伸縮性の低い生地を使うと貼ったときにしわが出来て格好悪いのです.そこで一番伸縮性の高い生地を選択しました.縁の生地については今回きれいに裁断して縫いあわせる手間を考えると気が遠くなるので,この伸縮性の高い生地一枚ものでいく事にしました.縁は折り曲げてとめとけばいいかな...?シート地はこの生地を1m買って1450円(税別)でした.

次にその生地をシートの樹脂にとめるホッチキスです.この前日に手持ちの紙をとめるでっかいホッチキスで力をかけてやってみたのですが,どうもうまくいきません.木工工具の売り場でみてみると椅子やその他の家具,キャンバスの生地をつけるのに使う工具がおいてあります.ホッチキスの針の先端を曲げないで,木の部分に深く打ちこむという工具ですが,原理は最近大工さんが使っている釘打ち機といっしょです.値段のほうはというとMAXのガンタッカというのが売ってますがこれが6000円以上.ほとんど同じ形状でホビーホッチキスというのが980円.値差はバネ圧の違いだと思いますが6000円は板金製,片や樹脂製.とりあえず駄目もとでこれと,針4000本(!)を買いました.標準では12mm幅の高さ8mmの針を使うことになっていて,今回それを購入したのですが...

早速帰宅してからホビーホッチキスの実力を試しました.ところが!12x8mmの針ではシート樹脂の奥まで針が入っていきません.それでは!と紙用のホッチキスで使う12x6mmを使ってみました.するとバッチリ入っていきます.それに標準の8mmの針はシートの表側のウレタンを突き抜けてしまいます.6mmをセレクトしなんとかなると判断しました.まあシートの樹脂の硬さは車種によっても違いますが,少なくともNINJAの純正シートの場合はこのホビーホッチキス+12x6mmの針でいける事がわかりました.とりあえず来週シート張りだ!!(続く)

役立つのか??

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