クーラント漏れ(その1)

アーシングなんか先走ってやってしまったのですが,実はあんまりうれしくない事実を発見してしまいました.クーラント漏れです.

配線のトラブルシュートのあと,無理やりオイルやクーラントを入れておいたのですが,これは漏れチェックのため.本来は火が入ってみないと圧力が上がらないので正確には分からないというのが常識ですが,こんな私のこと.部品の殆どが中古であり,使いまわし部分で無理が発生しているのは容易に想像できることです.で,早めにお湿りを与えて,トラブルのあぶり出しを行ったわけですが...悲しいことにビンゴでした.

アーシングの取り付けのときに気がついたのですが,車体の真下に濡れた部分が(T_T)...どうやら,エンジン前側の短いゴムパイプのあたりから漏れているようです.従って,ゴムの劣化かその前後のパイプとの締め付けが甘いか,です.まず一旦外して状態をチェックしなければいけません.憂鬱です.だってNINJAのこのあたりというのはとりわけ入り組んでいて,ラジエターステーとエキパイとこれらのパイプがまるで知恵の輪のように入り組んでいるのです.組むのも大変ですが,バラすのも大変なんです.

夏のそれでもちょっと涼しい午後を選んで作業です.まずクーラントを抜きます.ドレンを外して,キャップを外してみると,どくどく流れてきます.ちょっと錆びの欠片が多いような...?

エキパイを外さずにこれらのパイプを外すことは出来るようなのですが,どうなることやら.果たして,ラジエターステーのみ外して,少しずらして作業しましたが,これがまたやりにくい.結局外すのに30分以上も格闘しました.もう汗だく.

パイプの中を見てみましたが,あや〜錆び錆び.しかもドレンとウォーターポンプの間のあたりに何か引っかかっている!?ちょっとぽんぽんたたいて取り出してみるとなんとそれは六角ネジうーむ,危険.それに,こんなのが入ったままこのエンジンが長期間回されていたのであれば,相当熱的なダメージがあるはず.ああっ.予定していなかった苦難の予感.

とりあえずパイプと,ゴムパイプは錆びや硬化が余りにもひどいので部品取りエンジンからリプレースします.念のためゴムパイプの被さる部分や,内部を磨き,リークしないように気をつけました.そしてさくさく組み上げます.で,クーラントを入れて作業終了.

しか〜し

しばらくするとエンジンの下に水滴が!しかして,続くのでした.とほほほほほほ.

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