アーシング

さて,とりあえず火の入る準備が出来たと言っても良い状態.そんな昨今の流行りものといえばアーシング.個人的にはアーシングというのは従来からあるアースの取り回しの,接触不良や容量不足を補うものであり,本調子のマシンに施しても効果が無いものと考えています.で,今回のNINJAが本調子な機械かというと,胸をはってそんな事言える筈もないのでした.ZXRは年式を見まごうほど電気的なトラブルが無く,調子も問題なし.で,試してみたいのはやまやまなのですが,今一踏み切れなかったのです.

で,今回のNINJAでも前回やZXRと同じくプラグコードを自作したので,プラグの火花がちゃんと飛ぶかどうかチェックしてみたところ...ちゃんと飛ぶじゃない.もともと何かやりたいという衝動があるときに調子が良いのは,何か拍子抜けして面白くない.で,結局購入することにしました(←なんのこっちゃ).

近くのホームセンターでは,アーシング用のケーブルを切り売りしていたりするのですが,所詮車用に価格設定しているので,メーター単価すごく安いのです.でも大奮発して2mと端子を8つ購入.これ全部足して1000円強.ほほほほ.

で,どこを結ぶかですが,NINJAの場合は一番心配なのはフレームとコイルの間の接触.あんなちょっと挟むだけで良いのか?と思うのと,フレームがあらかじめ接触部分のみ塗装されていないので,錆びている.この部分を強化したい.バッテリとエンジンブロックは非常に頑丈にアースが取れているので問題ないとして,今回はバッテリ-コイル間を強化する事にしました.

さて,どのようにつなぐかですが,今回購入したものに端子台とかはありません.バイクの場合そんなものがセットできるスペースもそう潤沢でないので,アーシングケーブル数珠繋ぎ状態にすることにしました.従って結ぶのはバッテリのマイナス-右コイル,右コイル-左コイル.うーん,単純すぎる.

作業は単純.NINJAの車体に沿わして長さを決定したら,両端に端子をかしめるだけ.あとは少し長いネジに変えて,共締め.あ〜,出来上がり〜.

さて,試運転できるわけではなく,プラグも一旦入れたのだからそんなことのために抜いてみるのも面倒くさい.そもそも抜いて火花を見たところで強くなったかどうか分かるはずもないのでした(^^;.いつ走れるようになるか分かりませんが,楽しみにしておきますです.はい.

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