外装をなんとかする(その2)

さて,その次の週末.朝からペイントはがし液を買いに走っているがいました.いつもならちょっと遠出をして安いホームセンターに走るのですが,今回は時間もないと判断し,近くのイエロー○ッ○の開店直後を狙って行きました.

購入したホルツのペイントはがし液は刷毛で塗るタイプなので,刷毛も必要です.またまた近所の100円ショップに刷毛を買いに走る私.で,刷毛は確かにあったのですが,はたと我に返り,もしかして刷毛なんて100円未満で買えるのでは?と思い,その100円ショップの入ったスーパーの2階へ.あったあった,ありましたよ.68円の刷毛が(←とことん渋ちん).

戻って早速作業です.まず庭にあった適当なものを利用しパレットに流用,はがし液を刷毛につけます.タンクにべたーっと縫っていきます.1分程度放置し,ここでスクレーパーを入れます.おおっ!すごく剥がれます.それはもう面白いぐらい落ちます.前回のマジョーラのときは純正に上塗りしたので,結構な厚塗りなのですが,その分厚いのが一気にそぎ落とされていきます.う〜む,こりゃ病み付きになりそう.

しかし喜びもつかの間,結構はがし液で落としきれない部分が出てきました.はがし液を一旦塗って残ってしまった部分というのが2度目をぬってもなぜだか全然剥がれてくれません.しかたなく残ったところは荒めのペーパーで削り落とします.これが結構大変.はがし損ねた部分というのはとてもスクレーパーも入りにくいところなので,ペーパーがけなんてとてもやりにくいのです.あ〜大変だ〜!

それでもヘリの部分を除いて塗装が完全に落とせたので,次のステージに進みます.お次はへこんだ部分をパテ埋めしていきます.塗装をはがして初めてわかったことですが,落下によって傷ついていたのは殆ど塗装のみで,唯一凹んでいたのは金的のあたりのみ.この部分のみカウルでやったように厚付け,薄付けパテを乗せてその日は作業終了.

次の朝,パテの表面を出してから水気を除去し,早速サフェイサーから吹いていきます.白,マスキングをしてライムの塗り,続いてブルーのラインを入れシルバーのラインをテープ,Kawasakiロゴをヤフオクで作ってもらったもので貼り,さて最終仕上げのウレタンクリアです.

今回のウレタンクリアはマジョーラではなく,イサム塗料の2液です.この塗料はスプレー缶であるにもかかわらず美しい仕上がりで有名なもので,これもヤフオクでゲットしたものです.早速ブシューと行きます.で,1分後には私の顔には歓喜の笑みがあふれていました.美しい!すばらしく美しいです.アクリルでも吹いてすぐに美しいと思うことはありますが,その美しさをはるかに凌ぐものです.2度塗り,3度塗り繰り返すにつれ,その喜びは新たな歓喜を呼びます.3度塗りして次の缶を開けないといけないかな〜?と思っていたんですが,全然.きっかりと3回目を塗ってもまだ余っていました.なんと量の多いことか.4回目の9割方済んだところで勢いが怪しくなってきたのですが,今回は無理やり1缶で済ませることにしました.あ〜,買ってよかった.と長らく悦に入ってリビングから乾燥状態を眺めていました.

ところが,ちょっとした悲劇がこのタンクを襲いました.なんと鮮やかなライムグリーンに誘われるかのように,同色のカメムシがライムのエリアに張り付いたではないですか.はじめはバカなやつと思い,庭に出て追い払うでもなくすぐにいなくなると思い込んで放置していたのです.で,5分後に再び目をやったときにはカメムシはいなくなっていました.で,そろそろ大方乾燥したかなと思い表に出て行くと,そこにはカメムシとは思えないほどの大きな痕跡が.そうなんです.鳥です.鳥がカメムシを捕獲するためにご丁寧にもライムのエリアに一旦着地したのです.

う〜っむ.コリャ大事件.しかし,これを話題として提供するためには現状保存が必要であろう.ということで,これはそのままにすることにしました.(なんのこっちゃ)

さて,お次はフェンダーなどですが,疲れたので今回はここら辺までにしておきます.

また続く...
KEN-Z's WEBのトップへ NEXT