外装をなんとかする(その3)

さて,テールカウルの一部補修を含め,総ざらえです.

まずテールカウル.入手したテールカウルはライムグリーンなんですが,一部深い傷があったりします.塗装自体の剥がれもあって,現状のままでは車体に乗せたくない有様.従って補修が必要となるわけですが,今回は目立たないように部分補修です.まず塗装はがれの周りを削って面だしをします.盛り上がっている部分は殆どないので,削ったら今度はパテ埋めです.薄付けパテを乗せて1週間放置後水研ぎを行い.あとはフロントカウルと同じように稜線に沿ってマスキングし,マスキングの際に回りこまないようにサフェイサーを吹き,引き続きライムグリーンを吹き,クリアを吹き,最後にボカシ剤を吹いておしまいです.多少みかん肌みたいなところがありますが,意外にきれいにできたので,こいつは磨かずにそのままいくことにします.

お次はフェンダーです.フェンダーは傷だらけのブルメタがありますので,ここは思い切ってライムに再塗装です.幸いにも表面を少し荒らすだけでサフェイサーもアクリル塗料もきれいに乗っかってくれました.

さて,アンダーカウルに作業は移ります.アンダーカウルはもとはA4あたりのもので銀色の地に900Rと書いたデカールがはってあります.デカールはこの上からライムを塗ると形がわかってしまうので,ひとまずはがし,その後に残った段差をペーパーでひたすら面一にします.これが結構な重労働ではありましたが,なんとか段差のない状況にはなりました.

で,あとは定番のサフェイサー,ライム,クリア,ボカシ剤と塗っていきこれも磨くことなく済ませられるレベルになりました.まあ,アンダーカウルは飛び石などで傷つくのは前提条件として,2液のウレタンなんかで仕上げても所詮禿げるもの禿げるということで,ここら辺は結構自己中心的に進めます.

お次はセンターカウルです.これはまずA3の赤白のものと思われるものの白い部分はそのまま利用し,あとはマスキングでライムのエリアと,青いラインを入れるということで対応します.下地の白もなぜだかリペイント品のような感じではあったのですが,比較的美しく仕上がりました.

これでひとまず外装のすべてがA2ライムグリーン仕様となり,準備万端という感じです.次回はいよいよ車体に取り付けていきます.

またまたつづく...
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