燃料ホース

最近ニンジャがガソリンくさいのです.そうです.前回の同調の大失態の際に,取り付けていた燃料ホースがもがれるようにしてタンクが落下したので,燃料ホースがもう限界を超えてしまって,ガソリンが停車時に徐々にもれてきたのです.バイクカバーをあけるともうむせるぐらい.これは車体にもあんまりよろしくないということで早速対策せねばなりません.

で,燃料ホースを購入となるわけですが,そんなもの純正を買っていてはいけません.まず燃料ホースの内径ですが,純正は7.2mm.社外品でニンジャ用としていっているものは7.0mmとなっています.

で,ヤフオクで社外品と同径のものを落札.耐熱性は一応あるとのことでしたが,ニンジャには似つかわしくないこの色.しかも1mも買ってしまって何考えているんでしょう.さて,早速取り付けです.週末の朝.時間を見つけて作業を開始します.タンクを外すまではもう手馴れたもの.前回,この外した後処理を誤っていなければ...と後悔の念が頭をよぎるのですがもう遅い!

で,キャブを外すのですが,ニンジャの場合これが面倒くさい.エアクリ側のインシュレーターをムリンと外側に向けて,エンジン側のバンドを緩めて一気に抜くのですが,抜いてから一旦ムリンと外側に向けたはずのインシュレーターがまた内側に入り込んでいたりして,素直にキャブが抜けてこないのです.久しぶりなのでケーブル類を外すのも四苦八苦しながらキャブを外しました.

新しい燃料ホースは長さをあわせて適当に切って,キャブ側に取り付けます.新しいだけあって内径がなかなかニップルに被さらずここでも苦労しました.しかたないので,ニップル側に少しグリスを塗り,ここでもムリンとはめ込みました.

キャブを戻し,今度はインシュレーターをはめていきますが,これもなかなかキャブとクランクケースとエアクリボックスの間に手がはいらないんで,大嫌いな瞬間です.やっぱりという感じですが,どこかで手の甲に引っかき傷を作ってしまいました.インシュレーターが被っても,このあとにスプリングを嵌めなければいけないのですが,以前はこれに2時間も費やすほど苦手な工程でした.でもここまで何回もやっていればなれたもので,適当にドライバーを使いながらものの数分でやってのけることが出来ました.いや〜,ゴムの扱いは苦手なんですが,金属は得意っていうことでしょうか?何か複雑.

キャブが付いたらタンクを戻し,こちらのニップルにも少しグリスを塗り,ムリンとはめ込みます.で,タンクをきちんと取り付けてしまうとせっかく奇抜な色だったのに全然見えない〜.(←そんなもんどーでもいいでしょ)

さて結果はというと流石に全然漏れません.あ〜,でもこうやって作業のたんびに傷だらけのタンクを見なければいけないのでつらいッス.早く何とかせねば...

KEN-Z's WEBのトップへ NEXT