クラッチステンメッシュ

ブレーキはステンメッシュを変な取りまわしでなんとかしましたが,クラッチのほうも何とかせねばなりません.というのはやっぱりそのホースの古さからか握るのに異様に力がいる上,動作がクッキンという感じで,クラッチマスターシリンダーの動きがクラッチレリーズにダイレクトに伝わっていない感がありありとしたからです.で,クラッチホースのステンメッシュホースをヤフオクで早速捜索する訳です.でも,クラッチステンメッシュホースというのはあまり出品されていません.ZXRのときにやったアメリカンのブレーキホースという手も忍者の場合は120cmを超えるためなかなか良い出物に遭遇できません.かといって長さをちゃんと測って出品している人も少なく,ぴったりのものってなかなかないのが実情です.

で,見つけてしまいました.破損ホース.オフ車のFブレーキのものらしいのですが,岩にヒットしたとかで見事フィッティングが破壊されている.しかも長さは130cm以上.これは落とさいでか!しかし,なかなか思っていたお値段では落とせません.予算オーバーでようやく落札.次にこの破損部分のリペアのため,フィッティングを入手せねば...返す返すも無計画な私.

フィッティングのほうはこれはこれで新品を格安で落札.しかし,ブレーキホースはEARL'SなのにこのフィッティングはGOODRIDGE.まあいずれにせよホース径は同じなので,これでいいでしょう.

早速到着とともにホースのほうは適当にカットして端面加工して,フィッティングを被せて締めこんで組み立ては終了.EARL'SとGOODRIDGEはフィッティングの赤と青の配色が違うので,ちょっと異様な感じがしますがこれはこれでお気に入りです.ははは.

さて,取り付け.あまりにも適当に切ったのでちょっと長すぎたようですが,ぎりぎり車検はとおる感じには取り回し出来ました.さて,出来上がりですがマスター側EARL'Sのレリーズ側GOODRIDGEはなかなかマニアックで私好みに仕上がりました.GOODRIDGEのほうがバンジョーの厚みが薄いのですが,バンジョーボルトをKawasaki純正にしているので,問題ありません.ははは.

エア抜きもビオレを使って5分以内と,今までの最短を更新(久しぶりだったので使ってみたんですよ).握った感覚はうーん,とってもいい感じ.ZXRとほぼ同じになりました.というのもマスターは忍者用ではなく,ZZR1100用なので若干タッチがいいかな?なんて思わせる節があるもので...このマスターの選択にあたってもまったく行き当たりばったり私の性分が見え隠れします.実はA7以降のアジャスタブルレバーのマスターを付けようかと思っていたのですが,ちょうどZZRのものが手に入ったので付けてみたのです.で,A7以降とZZRは微妙に型番も違うので,ちょっと違う感じがしているだけなのですが,多分気のせいでしょう.だって径も変わらないし同じNISSINだし.あ〜楽し.

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