タンクのパッキン交換

もう本当に何とか始動させないといけない我が忍者.タンクは以前のさび取り,リペイント以降室内保管だったんですが,その時点ではガソリンを入れたことは無く,久々に作業開始とともにガソリンを入れてみたわけです.すると

ボタボタボタ...

とガソリンダダ漏れ.ありゃ〜,パッキンがいかれている.そりゃ,長期保管の上に中古部品にくっついてきたパッキンでは無理も無いか.ここはあきらめて新品購入といきましょう.といってもこんなものだけバイクやサンに頼んだのでは送料がとってももったいない.しばらく待って,必要になった他の部品とともに注文することにして待つこと2ヶ月.ようやっとオーダーする気になってオーダーして3日で入荷.うーん,じらすし〜(←自分がね).

漏れた箇所の詳細を言ってませんでしたね.まずゲージの取り付け部分から一箇所.これは長楕円のパッキンが逝かれているのが手で触ってもわかります.完全に断面が四角形.だめだこりゃ〜.

お次にコックの周りのシート状のほう.これもなにやら厚みが薄くって,全然だめそう.組みつけの時にやばいかな〜なんて思ったくせに見なかった振りなんかするからこんなことに...

部品がせっかくきたんだからなくさないうちに作業です.いや,結構あるんですよ,買ったはいいけどしばらく放置していたら無くなるとか,他の部品とごっちゃになってわからなくなるとか.そうなるともう作業のやる気がうせてどんどん遅れていくわけで,ただでさえ長期にわたってこんなことやっている上に面倒がって遅れていってしまっては目も当てられません.

まずタンクの中の状況ですが,意外にも長期放置のせいでもない錆のかけらが中に残っていることが判明しました.ストレーナがこれで詰まるようなことになってはいやなので,まずこれを徹底的に除去することからはじめます.といっても,何か先進的なツールがあるわけではなく,あるのはコンプレッサのみ.要はエアーでとにかく飛ばそうと考えたわけです.で,やってみると,出るわ出るわ.しばらくタンクの給油口から,噴煙のように錆が舞い上がりました.しかも結構大粒.前回錆落としのときに落ちたは落ちたんですが,タンクの内部に張り付いていたんでしょうね.とってもそばで見ていて健康的には感じないほどの出方です.

で,そんなのが数分で落ち着きを見せるわけも無く,エアーを噴き続けること小一時間.ようやっと噴煙が収まりました.

次にパッキンを新品にしてコックとゲージを取り付けます.

最後にガソリンを入れておしまい〜.お〜,漏れない〜(←当たり前だ).ということで,なんとかガソリンをタンクに入れることに成功したわけです.う〜ん,ゴールは近いのか遠いのかわからん.

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