タンクや他のパーツ

ちょっと組み立てで一息ついたところでタンクです.車体についてきたものは以前のレポートのとおりキャップがあかないわ中で錆がさらさらいっているわでお亡くなり状態.表面的にはきれいに見えますが結構深い穴が開いていたりして,復旧の見通しなしです.したがって手持ちのサフェイサーが吹いてある中古品を使います.

下地はA6あたりの黒だと思いますが,なかなか良い仕上げなのでこの上を軽くサンドペーパーを当てて塗装に入ります.まず銀色の帯部分の塗装.これはあとでブルーメタリックをマスキングして塗るので,大体目星をつけて必要な部分のみ塗っていきます.

ここである程度乾かしてから帯をマスキング.曲線の部分はマスキングテープを折り込んだり重ねたりして結構テクがいります.特に上側は直に見える形で仕上がりますので,慎重に曲率をこしらえていきます.

で,ここにいつものホルツのブルーメタリックを吹いていきます,3回塗りですべてサフェイサーが消えたら今度はクリアと交互に吹いていき,メタリック具合が深くなったところで色付けは終了.ここで数時間放置し,乾燥させます.

乾燥したら今度は赤いラインをテープで引いていきます.あとはヤフオクで入手したKawasakiロゴを定位置にはります.Kawasakiのこのロゴシールは純正しかなくって,結構割高なんで,こういった入手方法のほうがお安く済むんですね.しかし,ほとんど一緒なんですが一部の書体に違うところがあるのもご愛嬌です.

次に2液ウレタンのクリアです.今回はあまっているマジョーラ製の缶のやつを再び使います.イサムのやつで行きたかったんですが,余っているのは使わざるを得ないので仕方ありません.まあイサムとマジョーラの違いなんてあんまりわからない私ですから,そんなのはどうでもいいことなのかも知れません.

で,ここでトラブル.なんと途中まで塗ったところで,突然の雨が降ってきました.多少濡れてしまいましたが,塗膜には影響がなかったようで,やれやれなんですが,ここで重大な決断をしなければいけません.2液のウレタンというのは完全に降下してしまった後に同じものを上塗りすると,縮んできてしまうと書いてあります.したがって,雨が降っている中,作業を継続せざるを得ないわけです.

しかし家の中で塗装ができるほどうちも理解のある家族を持ってはおりません.仕方なく,自分でつけた屋根のついたベランダで新聞紙を敷き詰めて作業することにしました.で,無事に最後まで作業完了と行きたかったんですがやっぱり作業中吹き込んだ霧状の雨のしぶきがかかったようで,一部塗膜に細かい穴のようなのが残ってしまいました.目立たない部分ではあったのでこのまま行くことにしますがどうも運が悪いというか間が悪いというのか...

外装ねたはここまでにして,前回紹介し損ねたパーツについてです.今回の車体は走行も少なく,リアサスの動きにも若さがあったんですが,やっぱり今回もオーリンズにしてみました.走行が少ないものを狙ったので,結構値が張ったんですが,もう一台との比較ということだとできるだけ同じにしたほうがいいかな?なんて思ったわけです.まあ,オーリンズの効果がどの程度評価に影響を与えるかなんておそらく自分にはまったくわからないはずなんですけどね.

取り付けは前回のレポートのとおり順調だったんですが,それとは別に取り付け前にあらかじめやっておいた作業がありました.今回のものはアジャスターの取り付けブラケットがついていなかったのと,そこまでのパイプをガードするチューブがびりびりに硬化してしまっていたため,ブラケットをアルミアングルで自作し,チューブを黒いスパイラルチューブで代替補修したのです.これらはいずれも外観にはほとんど影響しない部分ですが,こんな点もちょっと自己満足に浸れるところではあります.

さて,次は燃料系を何とかしないとね...

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