リアタイヤ交換(GT501)

今回のニンジャ,長期放置車だけあって,タイヤは前後ともひび割れまくっています.銘柄は前後ともJEGRAだったりするんで,当たり前っちゃあ当たり前.ということでいつもならホイールごとタイヤを入手...となるのですが,この手法が今まで我が家にもたらしたものというのが,多量のニンジャホイール.しかも全部タイヤがジャンク.一部は屋外保管なのでタイヤばかりかホイールまでジャンクになっています.室内にも溜まる一方であり,これが家庭不和の原因の10%程度を担っているといっても過言ではありません.これがタイヤだけであればタイヤリサイクル屋さんにもっていけば有償でも引き取ってくれるのですが,ホイールが付いているとどうも嫌がられます.

そんな悩みもあって,もうホイールごとタイヤを入手するのはやめようと心に誓った私なのです.ということでタイヤはさくさくっと,GT501を入手.こんな中小排気量用のタイヤでもいいのか?という疑問もありますが,まあつけている人も今まで見たこと有りますし,いいでしょう.

やってきたGT501はサイズは140/70-18.純正は130/80なので,少しケツ下がりになる感じです.まあここらへんも許容でしょう.溝はバリ山といっていいでしょう.タイヤ表面は少し硬化しているかな?という感じでエアを入れて一体どうなるやらという感じ.まあ,安いからいいやということで早速交換です.前回のニンジャのときに登場したビード落としの登場となります.ちなみにホイールはどうするのかというと,この車体についているホイールをそのまま流用するでのはなく,手持ちのホイールについているMATCHを外して,その代わりにGT501を付けて,それを今の車体のホイールと交換することにしました.だって,せっかく交換して使えなかったら,長期にわたり試運転なんかも出来なくなりますモンね.ホイールをいっぱい持っているメリットがこういったところで少しでも発揮されると少しうれしい...ちょっと無理やりな感じもしますが.

タイヤの交換作業は順調そのもので,ビードは簡単に落ち古タイヤはタイヤレバーでムリンとはずれました.ホイールとビードにたんまり中性洗剤を塗り込み,装着.冬場の作業なのに少々の汗をかきながら2x4材で自作したタイヤ交換台の上に載せたホイール上に乗っかって作業です.このときにビードがホイールの中心の溝に入っていないと,自由にタイヤが動きませんので,そこら辺に注意しながらやるとスムーズです.以前CBRの時はこのコツを知らずにやって中古タイヤを破損させてしまいました.あの頃からいくと私も知恵が付いたものですね.

ここまで労せずタイヤ交換が出来たと思いきや,一つ難関がありました.それはビード乗せです.今回はコンプレッサを使用してタイヤに空気を入れていったのですが,全然これが入っていかない.以前のようにタイヤに穴が明いているのではなく,ホイールにビードが乗っかっていかないのです.何度かタイヤをバウンドさせて入れようとするのですが,全然入る気配がない.仕方ないのでもう一度中性洗剤をビードとホイールに塗って,再びエアを入れてはをやってみます.しかしこれまたダメ.で,よくよく思い出すと,私タイヤバルブ入れたままエアを入れてました.そうなんですバルブがあるまんまだとエアの流速が上がらないモンで,ビードがはまらないんですね.今度はバルブを外してやってみます.すると一発でパン,パンと両側のビードが乗っかりました.う〜む,作業の正確性が欠けると,要らない時間が掛かるモンですな.

タイヤがはまったらあとは空気を規定どおりに入れなおし,ニンジャに装着するだけ.この作業自体は結構なれちゃってて1時間以内で終了です.


しかし,装着して不調なまま試運転してみたのですが,乗車感覚自体はそんなに悪くもなかったのですが,降りてからタイヤ側面を見たところ,無数の細かいヒビが入っていました.GT501は息の長いモデルなので,5年以上経つタイヤも出回っていますので用心していたはずなんですが,結局ひび割れか...まあ,とりあえず自分で交換出来たから工賃はほとんどタダ.でもタイヤと送料のことを考えると,このまま次回の車検にチャレンジしたくなった私なのでした.

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