さっそく組立て(その1)

今回は車体を引き取りに行って2週間後には1台売りに出してしまい,スペースが空いていたので早速の組立てです.前回はN氏の手を借りての作業でしたが,今回は久しぶりの一人作業.今回も手際よくやって最速を目指すぞ〜.ということで,朝からうちの中のジャッキを3台引っ張り出してきて,フレーム,足回りなどをカバーや梱包を解いておきます.小物の入った箱も最近の土曜日の朝はかみさんの起きてくるのが遅いので,朝飯も必然的に9時半とかになりますので,本日はちょっと遅めの11時半からの作業開始です.

まずまた自転車の下に隠すようにおいてあるエンジンを出してきます.組立て場所までダンボールの上を転がすように運びます.定位置にやってきたら,ジャッキを持ってきてそれぞれ3方向を持ち上げながらオイルパンにジャッキをかませます.ちょっと汗をかきながらの作業ではありますが,ここは難なくクリア.

で,エンジンをジャッキに載せて,あらかじめメインスタンドを移植しておいたフレームをよっこいしょっと乗っけてボルトを通します.ボルトを先に入れてしまうのは,挙げてしまってから入れようとするとバランスを崩してしまうことがあるからです.で,ジャッキをここから挙げていこうとしたところで問題発生.前側を挙げようとしたんですが,前側のジャッキをある程度挙げたところでジャッキが挙がらなくなりました.よく見るとシリンダからオイル漏れ.そういえば前回のときも1ケだけ挙がりが悪いジャッキがあって,エアを噛んだかな?とN氏と話をしていたのです.それが今回はエア噛みではなく,オイル漏れで致命的に揚程が少なくなってしまったようなのです.う〜む,こうなると7年間使い込んだ格安ジャッキ(多分998円)も寿命を迎えたということでしょうね.

もうこりゃ仕方ないので揚程が足りる分だけでも今回利用するしかないので,左後ろの比較的あてがう位置が低いところに使うことにしました.そのせいでジャッキを入れ替えることが必要になりましたのでせっかく入れたジャッキを2つ抜いて,1本でバランスを取っている隙にジャッキの高さを変えて再び入れなおすという芸当をやることになってしまいました.

一応一番下までジャッキダウンし,せっかくボルトを通したフレームを取り去り,実際このジャッキ交換作業をやってみます.前のジャッキを抜いてヘッドを持ってエンジンを支えておきながら後ろのジャッキも抜くわけで,この瞬間にエンジンのバランスを取るのがとても難しくジャッキの高さを変えるのもバーを持ってリリースして,下げて,またリリーフバルブを閉めて,またジャッキを入れてあげるという早業!といってもこの間どうあがいても30秒はかかるところ,段取りが悪いもんだから1分程度掛かってしまいまして,もう左腕はプルプル.いきなりタイムロス&疲労困憊モード全開ですね.

なんとかエンジンがジャッキに乗っかったら,再びフレームを被せ,ジャッキを挙げていきます.今度はこのまま足回りが装着できるほどにエンジンを挙げることに成功しました.

お次は足回りですが,今回はスイングアームとリアホイールを分解せずにつけなければいけないので,メインスタンドを掛け後ろのジャッキ2つを外してしまいます.このほうが安定するので,やっぱりメインスタンドは有ったほうがいいな〜と実感する瞬間です.感心するのはこれぐらいにして,ここで遅めの昼食です.

昼食休憩はちょっと疲れたのもあってお昼寝つき.また遅めの4時の再開.まだ眠い目をこすりながら,早速ベアリングレースを綺麗にしてグリスを塗りたくって,三叉のほうのベアリングも一旦グリスを落としてから新しいグリスを塗りたくってフォークまで付けてしまいます.フロントホイールまでつけてしまったら,ここでフロント側を上げていたジャッキを外しステムベアリングの締め付けを調整してしまいます.さらには場所をとるのを嫌ってブレーキキャリパーまで付けてしまいます.本来ならフロントブレーキ関連を全て終了させて今後の車体取り回しを楽に出来ればいいんですが,まだそこまで材料が用意できていないので,今回はとりあえず付けておくだけです.

ちょっと長くなりそうなので,今回はここまで...

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