手間ばっかり掛かるタンク(その2)

パテ埋めがへたなのは今に始まったことではなくで,今まで何度かパテが後で少し浮いてきて段差になってしまったことがあって,その原因は作業のガサツさに加えてパテの賞味期限(なんじゃそりゃ)が切れている可能性も否定できない(どうも特定のパテを使ったときに仕上げが悪いので)わけですが,今回は一体どうなりますことやら...ということでパテ埋めです.

パテは深い部分は性懲りもなく今まで不良平面を出したことがある厚付けパテを使います.ほんと,懲りない私〜.で,1日乾燥して厚付けの面をある程度出し再び乾燥.また一日たったら今度は薄付けパテです.まあ,手間を掛けているつもりなんですが,意外とここら辺がいい加減であとで泣きを見るわけですが,どうもこのあたりは出来上がった面が平坦でもあとで変わってきてしまうのよね〜.今回は一体どうなることやら...

で,薄付けパテが乾いて,再び面出しが終わったら,全体を面出しします.少しずつ塗装が残っていたりするので,結構な面積になるんですが念入りに面出ししていきます.この時点で作業開始から3週間も経過しており,そろそろ私も飽きてきてしまったりしてます.自然と急ぐ気持ちになってしまうため,作業の内容も雑になりがち.それではいけないと自分にブレーキを掛けてやっぱり念入りに面を出します.ああ〜,ここらへんすごくストレス溜まる〜.

でも一応指で触っても段差が感じられないようになったので,ここで面出しはおしまい.お次は塗装です.とある休日の朝から塗装作業開始です.まずプラサフ.まあ,ここはいつもどおりさささっと済ませて,マスキングしてライムグリーンです.今回のライムグリーンはいつものデイトナとは異なります.というのはヤフオクでひょんなことからKawasaki純正ペイントを2缶入手済みだったのです.タッチアップ用の塗料が純正で売られているのは今までも知っていましたが,こんなスプレー缶が売られていたというのは初めて知りました.つまるところ物珍しさもあって勢いで落札してしまったというのが,真実なのですが...

で,早速使ってみるとなんだかスプレーの粒子がめちゃくちゃ粗い.う〜む,これではだめね.それに色がなんだか黄色がかっています.黄色がかっているのはシェイクが甘かったからというのはすぐにわかって,なんとか通常のライムグリーンになりましたが,粒子が粗いのは如何ともしがたい .結局デイトナのノズルを拝借してなんとか塗りを継続することにしました.それにしても色が分離してしまったり,ノズルがテンでダメだったり純正の名が廃るな〜こりゃ.興味本位で落札してしまったのを今更ながら後悔しております.

とはいっても使わないわけには逝かないので,このスプレー缶でライムグリーンを仕上げました.デイトナのノズルに交換したといっても粒子は気持ち粗めなままでしたので,仕上がりはなんだかみかん肌です.

一応この日はライムを塗って,青いラインを入れて作業は終了〜.なんとも気持ち的にも迷いながら,少々のトラブルもありながらの工程で,webのほうも長々となってしまっていますね.ここで続きます.

KEN-Z's WEBのトップへ NEXT