外装に着手、まずフロントカウル補修

そろそろ外装に本格的に取り組みたいと思います.といってもできるだけ在庫を使うことが目的なので,今回その色決めも兼ねてやってしまいます.実際フロントカウルは割れ欠けあり,材料取りも含めると10数枚あり,もうこれがそもそもの場所を取る最大の要因であったりします.何もそんなに大きいものをいっぱい集めなくてもよかったのに…と今になって思います.確かに箪笥の上とかに板を渡して,その上にずらーっとニンジャのフロントカウルを並べているわけですが,何かこのテンポラリの棚をすべて埋めないと気が済まなかったんでしょうね.当時の私ははっきり言って病気だったのかもしれません.ああ恐ろしい.

また,タンクは使えるものが4つあり,

(1)リペイントのA4青
(2)純正新品をなぜだが入手しているA10青銀
(3)結構きれいなA7黒
(4)リペイントの銀

があります.このうち純正塗色が3つですが,(1)は自家塗装なので本来他の色にコンバートしてもいいかな?と思ったものの,良く考えるとA4青はアンダーカウルも含めて1式そろっているので,これを使ってしまうとなんか作業が全く必要なく,なんかつまらないと感じてしまいました.A10青銀については完全未使用でとっても使う勇気がありませんが,これも補修品などでアンダーカウル込で1式青銀がそろってしまうので,却下.A7の黒も結構綺麗な代物で,このまま使ってもいいな〜と思ったんですが,最近になってもあまりにもこの色の車体を良く見かけるのでやっぱり塗り替えたいかな?ということで保留.で,どうせ塗り替えるのであれば,(4)のリペイントの銀を利用する方向で,もう色はいかようにもしてしまおうという方針で行くことにしました.

すると次に在庫として問題になるのが塗料です.一時猿みたいに冬場は外装補修にはまっていた時期に買いためた缶ペンが山の様にあります.これを今回なんとか少しでもはかせてしまいたいと思ったわけです.しかし,そのまま使える外装があるものは無理矢理自家塗装せず使いたい.ここらへんとても微妙なのですが,結局塗料と外装そのものを一番効率良く使い,それなりの自己満足にも浸れるようにするというのが,今回の判断の難しいところです.

で,あらためて缶ペンの数をカウントするとA10青銀の青とA2ライムのライムグリーンがほぼ同数の在庫状況.A10青銀のタンクがあるのはあるのですが,問題は青銀にすると結局ぬらなくても一式そろってしまうということ,ここでA10青銀の新品タンクを温存して新しくリペイントで作るのもありかな?と思いましたが,どうもさもしい感じがして気が進みません.

ということで,やっぱりという感じですが,A2ライムにして缶ペンを少しでも減らす方向に決定.そういうことになるとリペイントや補修が必要なのは,

・フロントカウル:震災で棚から落ちたときに割れた部分を補修
・タンク:リペイント銀からライムに再リペイント
・サイドカバー:あり
・テールカウル:あり
・フロントフェンダー:割れあり黒からリペイント
・センターカウル:傷有りライムを部分補修
・アンダーカウル:流用可能なものなし

という感じ.意外にリペイントするものも多くないですが,やっぱりタンクが大物としてあるので,リペイントの頑張った感が得られるのではないか?と少しわくわく. ということで方針が決まったので,早速作業に移りましょう.といってもテールカウルとサイドカバーは既に車体に取りつけてありますので,残りをということになります.まず一番の大物であるフロントカウルからです.これは前述のとおり先の震災で棚から落下した時にライト上あたりにひびが入ってしまったものです.破片は飛び散らなかったので,接着して目立たなくはなっているのですが,車体に取り付けると結構応力がかかるところですので,補強が必要です.

補強は裏側にグラスマットを貼って対応します.このグラスマットも以前はアヤメ織りのものを使用していましたが,あれだと結構高額なので今回から織りの入っていないマットを使います.ただ,これだと貼った後厚み方向に毛羽立ってしまって,接着面から浮き上がってしまい強度にあまり効かなくなってしまうため,まず2液エポキシの接着剤で広範囲に拡げて,マットをそこに敷いて,その上から吸水性を狙っていない使い捨て眼鏡ふきの生地を当てて浮きを防止します.

表面側は震災後割れがこれ以上広がらないよう仮にアロンアルファで貼っただけなんで少しひびが見えてはしまいますが,これが車体に付けて広がったりしないかどうかで対応を決めようと思います.ということでフロントカウル補修はひとまず終了.

取りつけは次回にまとめてということで,今回はこの辺で.

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