小物対応(スタンド調整,インナーカウル)

そろそろ公道を走れるようにしたいなと思いつつ,もう少しやっておきたいトピックがありましたので,まとめて報告します.まずテールカウルの下のカバー.これは1つは中古を持ち合わせていたのですが,もう一つはなんと新品が在庫としてありました.ウィンカーの配線をいじるとき外す必要があるので,できるだけ電装系がしっかりしてから取り付けようというプランだったので,それが今になってようやくという感じです.それにしてもなぜこんなものが在庫であるのか不思議です.察するに,必要だと思い込んで手配はしたものの,手持ちのテールカウルに元々ついているのがわかってそちらを流用してというのがとどのつまりという感じかなと思います.

あとパーツ云々の話では,場所を取るパーツを車体に取り付けておきたいというのが1点ありまして,それはインナーカウル.まあハーネス,電装系周り,ハンドル周りがなんとかなってしまえば,インナーカウルがあって邪魔になる作業はありませんので,この段階で取り付けてしまってもよいと判断しました.それになぜかわかりませんが,このインナーカウル,うちの中に2台分あったりしますので,場所の節約という点ではかなり効果的なわけです.ということで,上記のテールカウル下のカバーと一緒に取り付け.インナーカウルは一旦メーターを外す必要がありますが,もう大した手間ではなく,難なく取付は終了.それにしてもインナーカウルを取り付けただけで,随分と完成度が高くなったような印象に変わりますね.

さて,ついでということになりますが,ここで少し手を入れておきたいところをやっておきます.サイドスタンドです.どうもこのサイドスタンド,足の向きが曲がっているらしく,跳ね上げた時にマフラーのストッパーにちゃんとあたってくれません.すぐそばのチェーンとの隙間も5mm程度しかなく,これでは走行に影響が出るかもしれません.これをなんとかするということで一旦車体から外します.ここで登場するのが写真の工具.これはT字のロングレンチで余っていたものの先端を加工しフック状にしたもので,車体を組む時には問題ないスタンドの取り外しが,組まれた後ではとても大変なので,その一助となるべく自作された逸品です.こんな感じで数年に一度しか登場機会はありませんが,いざというときに力になってくれる重要な工具です.

工具の自慢はここまでにして,一旦外したサイドスタンドのほうは,U字型になっている部分が少し開き気味になっているのが影響していると思われ,それを正しい向きにハンマーを使って曲げなおしていきます.たたき過ぎてU字の間隔が狭くなりすぎたりしましたが,適当な金属棒を咥えて叩いたりして,最適な幅に持っていきました.しかし,これだとフレームに取り付けるネジがまっすぐに入っていきません.曲げの左右バランスが悪くてこうなっているようでしたので,ネジがちゃんと通りつつ,U字の幅も最適になるように,曲げの調整を行い,やっと落ち着きました.あとは車体に付けておしまい.跳ね上げたときのマフラーとのあたりはほぼ問題なくなりました.

ということで,以上小物対応でした.ここまで来たらそろそろあれですね.あれ.

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