ステム周りを改造タンク補修,塗装

前回はライムグリーンの塗装まできましたので,今回はその続きから.実際はマスキングがあるので,1週間乾燥して,その次の週末に青い帯部分を塗ります.実測では青い帯の両側にある銀テープの中心どおしのピッチがだいたい47mmってところだったので,マスキングして塗装終了.この青を塗る工程はいつも一回で厚塗りすると,マスキングで使っている新聞紙を通り越してにじんでしまうので,いつもより回数を多く,薄塗りを繰り返します.ここでまた1週間乾燥.といきたかったのですが,このすぐ後に大雪が立て続けに2回降ってしまい,庭での作業ができず,都合3週間のお預けとなってしまいました.

ということでその間に銀テープを貼ったり,デカールを貼ったり,少しごみがついたところを補修したりして,ホントに満を持してクリア塗装です.今回クリアは随分前にヤフオクで安かったのでまとめ買いしたイサムのウレタンクリアです.どうもそれまで使っていたノズルや,内部の硬化剤の容器が違うようで,ノズルを少し強く押すだけで硬化剤の容器が破れるようになっているようです.風が強かったり,まだ雪が周辺に残っていたので水分やごみを嫌ってその前の週は作業を断念したのですが,この日は絶好の塗装日和.でもあんまり朝からやると湿気が不安定なので,時間を10時半まで待ってから作業です.

なお,今回フロントフェンダーもウレタン塗装してしまおうということで,一旦車体から外して,清掃したところで一緒に塗ることにしました.まあウレタンクリアがうまく塗れるかわからないので,その練習ついでというのもありますが. まずフロントフェンダーとタンクを庭の塗装定位置に設置します.それぞれを集中して塗っているときに足を引っ掛けたり,巻き上げた塵などがついてしまわないようにお互い適当な距離を空けて配置しています.ここでおもむろにイサムのウレタンクリアのノズルを強く押して中の容器を破ります.シャカシャカと1分以上撹拌してからまずフェンダーの方から塗っていきます.なぜフェンダーからかというと,これは単純にお試しということでリスクの少ない方からやっていくという理由からなんですが,懸念していた通りノズルが変わっている影響が少しあるようです.どうも今までのものより噴霧が細かいようで,ミカン肌になりやすいみたいです.少しノズルを近くしてゆっくり目に振って塗装してみますが,どうも垂れるのが怖くてついつい早目に動かしてしまいます.

フェンダーの一層目である程度つかんだところでタンク移ります.つかんだといってもやはり今までの経験があるのでついつい早目に動かしてしまうのと,タンクの上面の部分はどうしても缶を傾けてもノズルが遠くなってしまうのと,直角に濡れないので結構きつめのミカン肌が残ってしまいます.1層目が終わったらきっかり20分タイマーをかけて2層目へ,都合5層塗ったところでイサムのペイントがちょうどなくなってきたので,これで終了.で,結局タンク上面のミカン肌は多少残ってしまいました.う〜む,こりゃ磨いてごまかすしかないか….

できれば面倒だったので磨き工程は入れたくなかったのですが,ミカン肌をなんとかするためにしょうがなく予定を変更して,ちょっと長めの乾燥を入れるということでまた1週間間を空け,作業継続と相成りました.ということで今回はここまで.

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