ニンジャのキーを1本に

この車体,ひとまずエンジンを一旦下す必要がありますが,それまで保管のセキュリティの問題点として,シートロックのキーシリンダーが無いのでそれをなんとかしなければいけません.現状引っ掛ける金具やスプリングはあるのですが,それに電線が括り付けてあってそれを引っ張ることでシートが開いてしまいます.金具は車種ごとに違うのですが,キーシリンダー自体は他の車種と共通であったりもするので,まあキーシリンダーの入手自体はそんな大変でもないだろうと,結局GPZ400Rのシートロックを入手.ちなみにヘルメットホルダは2つあり,車体のメインキーはあり,ガソリンタンクも開くには開くのですが,それぞれに3種の鍵で開けることになっていて,これは早目にキーを統一しておきたいなということで今回一緒にやってしまいましょう.

GPZ400Rのキーシリンダーが来たので,既存のキーとキーホルダーに付けた状態で並べてみます.この車体,キーの種類もそうなのですが,保管場所に分散しておいていたのか3セットのキーがあり その一部にはスペアキーもあったもんですから8本ものキーがキーホルダーについています.また,その当然使えるはずのキーが少し曲がっていたり,摩耗していたりで使えないキーがあったり,差し込みに少し苦労するキーがあったり様々です.そこからちゃんと使えるものを1本ずつに減らしたとしてもやっぱりキー4種類は見分けもつかないしやっぱりダメよね〜と必要性をさらに感じた上でモチベーションを自ら向上させます.で,シートロックのキーシリンダーにはGPz400R用のリンクがついていますが,これは外してしまいます.方針としてはメインキーはキープレートの入替えが面倒くさいので,現在のメインキーのキーをすべてのキーシリンダーで使用可能なようにするのが合理的な方針です.ということで来たばっかりのキーシリンダーはせっかくキーがついているものの一緒に入手したメインキーシリンダー用ということでそのキーは温存し,シートロックキーシリンダーのほうを分解し,キープレートを入れ替えてメインキーが使えるようにします.ここらへん何度もやっているのと,セキュリティ上の問題があるので詳細な写真はお見せできませんのであしからず.

さてお次はタンクキャップです.ここも作業自体は今までやってきたことの繰り返しになるので割愛していきなり完成です.今回タンクキャップの表面に腐食が出ていてところどころ表面処理層が浮いていたので,カーボン調のカッティングシートでお化粧しました.まあ,ガソリンの影響もあるでしょうけど,破れてきたらまた交換すればよいので,ここらへんは妥協の賜物です.横にあるのは使われなかったGPZ400Rのタンクキャップですが,これはまた他の車体に流用しましょう.

ここでヘルメットホルダーのキープレートを入れ替えて車体に取り付けたら余ったキーを集めて記念写真.タンクキャップは綺麗だったので他の車体に流用して,ここに写っているのはその他の車体のタンクキャップだったりします.もちろんそちらでもキーシリンダーは移植したので,ここはキーについては正味元々この車体についていたものです.良く見たらメインキーの一番摩耗した感じになっていて差し込みづらいキーはGPXのキーのようですね.ということはこの車体はキーシリンダーは一度移植されているということになります.まあ,そんな車体ばっかりやっているのであんまり気にしませんでしたが.

最後にタンクキャップですが,元のタンクが白なんでカーボン調が異様に似合っています.タンクの穴を何とかして再利用するとしたらやっぱりこの白もいいな〜なんて思う次第です.ということで,次はなにをするかな〜.

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