7台目のニンジャな理由

前回の6台目のニンジャは在庫パーツを減らすという点ではかなりな点数を減らすことに成功しましたが,未だ在庫は家の中で大きなスペースを占めています.実際この内訳の大半が外装パーツでして,その個々の占有体積が他の小物部品のそれを圧倒しているというのがその理由です.で,やっぱりこういった肝になる部分をしっかり減らしていかないとダメなわけで,ここで今までと違う自らの弱みを補てんできるようなニンジャ製作が必要となったのです.まあ,複雑そうなことを言っていますが,要は外装が殆どついていないニンジャを入手して,それから1台仕上げるというのをやりたくなってきたわけです.

でも,買ってきてそれにそのまま外装を載せてハイ出来上がり〜ではつまらない.一度はバラバラにしてから組むということでパーツ全体のコンディションをチェックした上でしっかり1台仕上げるのはもはや私のノルマといっても過言ではありませんので,外装はなく他にも何かしら問題のある車体というのが今回のネタということになります..

とはいったものの,そんな都合のいい車体はそうそうなく,組むスペースもその時点でいっぱいだったので,なかなか種車の調達には時間がかかったのですが,そんなことを考え始めて3か月ぐらいたったところで,ちょうどよさそうな種車が見つかりました.外装はタンクのみ.エンジンブローした書付部品取り車.今回決め手となったのは出品地が千葉で,近所なら格安配送してあげますというオプション付きだったことです.で,この車体に入札して,結構競った後になんとか落札.ちょっと今までは考えられないほどの高値になってしまいましたが,外装とエンジン以外はかなり高確率で部品がついているので,これはしょうがないところでしょう.確かにニンジャの種車も新車販売終了してから長くなればなるほど年々高値になっていきますので,格安配送オプションの分安くなるのでこれはこれで良いかな?なんて思います.

次の週末,ちょうど1台スペースが空いたのでそこに種車が到着.ものはA6で,比較的保存状態が良いようです.ホイールも黒金A6のものそのまんまで,腐食などもなくきれい.タンクは穴が開いているかもとのことですが,恐らく塗装は業者によるものなんでしょうけど凹みなんかもなく結構きれいだったりします.まあタンクもスペアがあるのでそれを使うもよし,穴があるならば溶接するなり何かしら対策して使うもよしといった感じ.ちょうど在庫にはないマフラーなんかもついていて,見れば見るほど今のうちの在庫状況にふさわしい車体だと感じます.1点特徴的なのが,この車体,サイドバッグが片側だけついています.鍵もないし,私はこれの必要性を感じるような機会がないので,これはひとまず外しましょうかね.

とまあいきなり車体がボンとあらわれても,エンジンブロー,タンク穴あきと課題山積な滑り出し.次回は現車確認から始めましょうかね.

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