サイドカバー

外装については以前タンクをやりましたので,もう大物は済んでしまっている感もありますが,今回はサイドカバーです.テールカウルについては以前勢いで補修したものをそのまんまかぶせていますので,手持ちの黒いサイドカバーそれにラインを合わせて塗装していきます.ちなみに手持ちのものはエアクリーナーボックスの部分をカットしたもので,ここをわざわざ復旧するかどうか迷ったのですが,今回はそのまんま補修,塗装していくことにしました.

ということでいきなりブルーのラインのマスキング塗装上がりまで来てしまいました.というのも毎回毎回A2ライムグリーンをやっているので,もうみなさん飽きてしまっているかも知れないということで,今回は塗装そのものはあんまり紹介するところを用意してなかったりします.

なので,今回はロゴデカールのところをご紹介しましょう.今までは適当にGPz750Rのライムグリーンのを入手して75のところを90に上塗りした上にカッティングシートでごまかしたり,Ninjaステッカーを入手してそれを貼ってみたりしました.実際GPz900RのA2ライムグリーン外装は純正のまんまのものはほとんど出品されませんので,いかにそれに近づけるかを今回考えてみました.でも,はっきり言って手抜きであることは間違いありませんが.

ということでまずはロゴの素材を探すところから.A2ライムグリーンの場合,Ninjaと小さ目のデカールが貼られているものと,GPz900Rとなったロゴが描かれているものの2つがあります.たぶんですが,Ninjaとなっているのは北米仕様,GPz900Rとなっているのは欧州,南アフリカ仕様なのかと思います.今回はせっかくNinjaステッカーでごまかすことをしないわけなので,後者で行こうと思います.

で,そのGPz900Rのロゴですが,A3までがzが小文字で成立したフォントになっています.A4以降はZが大文字で斜体になっています.ここはA3以前のものを素材にしなければいけないということで,ただでさえ少なくなってきているサイドカバー出品のうち,A3以前でしっかりロゴステッカーが残っていて,なおかつ正面からできるだけ精細な写真をアップしている写真を探します.すると過去のヤフオクの出品写真の中に使えそうなものを見つけました.

それを画像編集ソフトを使って2値化したり,微妙な歪みを修正したりしながらちゃんとしたフォントに仕上げていきます.ちなみに2値化してしまってからの作業は画面いっぱいに拡大してWindowsのペイントを使ったりしていますので,結構誰でもできちゃう作業といえます.

あとはカッティングプロッタで切り出しておくだけです.色はホントは2色にしたかったんですが,面倒なので結局黒単色にしました.まあ2色以上になると正確に張り合わせるためのトンボとかも切り出さないといけないですし,ここらへんは今後の課題にしておきましょう.

ちなみに私の場合,この状態からアプリケーションシートを貼るともったいないので,この上にマスキングテープを貼って,アプリケーションシートの代わりにしています.ここらへん,高額なカッティングプロッタを導入してはいるものの,渋ちん根性が未だ健在な私です.

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