8台目のニンジャをそろそろやる理由

GPZ900Rニンジャに関しては6台,GPz750Rを含めると7台をこなしてきたことになり,もう十分すぎるほどやってきたような感覚ではあるのですが,未だに外装の一部のパーツが在庫してあったりしてやるかやらないかどっちつかずの状況が続いていました.しかし実情を見る限り,一番場所をとる外装部品ということでフロントカウルを消化するということで自分的にはまだやらねばという使命感がふつふつと持続していました.で,実際どんなニンジャがやりたいかということでコンセプトを絞ってみたのですが,私の場合バリバリのカスタムはお金がかかるのでやりません.安価に自分が納得できるものが製作できればいいわけです.で,今まであんまりやってこなかったことを次はやりたいと思いまして,今までの歴戦の結果を列挙してみました.

1号機:900Rフレームに750Rエンジンを乗せようとして断念.GPz750Rのフレーム入れ替えで完成.
2号機:種車なし.A2あたりの900Rエンジンに書ありフレームで完成.
3号機:A4の書なし種車と書ありフレームで完成,おそらく低走行車であった.
4号機:A11書あり+ミッション破損、足回りなしの国内仕仕様車から完成,おそらく低走行車であった.
5号機:種車なし.A4あたりのエンジン+書ありフレームで完成.
6号機:A4の書なし種車+書ありフレームで完成.ZX-10フロント周りを一部流用.
7号機:A6のエンジンブローの触れ込みの書あり種車から一旦ばらしてから完成.

ということで,今まであんまりやってこなかったことというと

・国内仕様(今まで4号機の1台だけ)
・A7以降(今までエンジン+フレーム両方というのも4号機の1台だけ)
・低走行車(エンジンだけだと3号機だけ)
・もともとが丸車,書付き(7号機の1台だけ)

ということになりますので,今回は初期投資が結構高額になってしまうかも知れません.なんせニンジャの生産が終わってすでに15年以上経過していますし,その中で純正の中古部品は年々値上がりしていっています.種車も程度がいいものは書なしでも10万円を超えてきますので,私の手が届くような種車が果たして手に入るのか疑問ではあります.実際難易度は低い方向のコンセプトになるはずで,今までは苦労は買ってでもする系統のコンセプトであったのとは真逆と言えます.ある意味難易度を低く設定しておきながら,ちゃんと難易度が低いまま組めるかという検証をやる形になりますね.

そんな感じですので,すぐに種車が入手できるはずもなく少し時間が経過してしまいましたが,候補になりそうな車体が現れました.次回はそこからご紹介することにしましょう.

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