ルーター壊れた→メルコBLR3-TX4Lに

ルーターを壊してしまいました.というのは年々使っていて徐々に速度が出なくなっていったから,ファームウェアを換えようとしてしくじったのです.なんでそんなことを?と思う方も多いでしょうから,その詳細についてレポートします.

まず,購入当初のBRL-04FAですが,その当時スループットのカタログ上の実効値もすこぶる良く,数々の雑誌やWEBにおいても絶賛されていたものです.で,しばらく使ってからPLANEXのWEBにいくと新しいファームがおいてあるじゃないですか.昔からファームやBIOSはとりあえずβ版で無い限りは最新のものを入れるのが私の鉄則です.で,当時の02.09を03.03に,そのあとすぐに03.05に換えてみたわけです.このファームの入れ替えはとても順調に進み,換えてすぐもトラブルの予感は感じませんでした.

ところが1ヶ月も使うと何かおかしくなってきているのに気づいたのです.何やら速度が遅い.それもちょっとやそっとじゃないんです.通信の始めに一旦停止してから改めて通信が開始されるような感じ.はじめはBフレッツの加入者が増えてきたので,速度が出なくなったのかな?と思っていたのですが,ひどいときは5Mbps程度.こんなの光じゃない〜.

そう思っていたのもつかの間.今度は通信が出来なくなりました.どうやらLANカード側の速度設定を自動や100Mにするとつながらない.10Mの半二重にしないとつながらない.これはどのPCにおいても同じ状況.

う〜ん,これではスイッチングHUBの意味が無いということでWEBで何か情報が無いか探してみました.すると結構あるじゃあないですか.それらによるとBRL-04FAは,特定の環境で突如通信がとまってしまうことがあり,これをクリアするために03.03のファームをupしたそうです.しかしそれは通信停止が起きない代わりに速度低下を引き起こすものであったらしく,このファームにした人はことごとく速度低下の憂き目に会ってしまったようです.

アップデートしてからではすでに遅いですが,PLANEXのWEBによると

・不具合の無い人はファームをアップデートしないでください.
・ファームのアップデートで速度低下することがあります.

というようなことが書いてある.あ〜,注意書きをちゃんと読んで素直にしたがうんだった.まさに後悔先立たず.

で,何か手は無いかと思ったわけですが,この時点でかなり正常な判断が出来なくなっていた私は,ファームのダウングレードをしようと思いついたわけです.03.05から02.09に戻したら,もともと02.09でトラブルがあったわけではないので速度がupするんでは?ということで強行してしまいました.

で,結果は見えてますよね.案の定BRL-04FAは動かなくなってしまいました.電源は入りますがweb経由の設定画面にいけなくなりました.IPアドレスを打つと反応するんですが設定できないことには今現在正常につながらないので何も出来ません.あ〜あという感じですが,ジャンクをまた一台作ってしまったようです.

修理するのも時間がかかるので適当なルーターHUBをヤフオクで安く調達することにしました.といっても新品を買ってもそんなに価格が変わるわけではないんですが,少しでも安く早く調達したかったのでこういった選択になりました.新たなルーターはMelcoのBLR3-TX4Lです.スループットは低下するようですが,なかなか評判も良いようでして今回の調達目的に非常にマッチするものです.

で,ものが来て30分後にはすべての設定を終了しました.通信速度は直つなぎの時に25Mbps程度だったのが時刻によって13-18Mbpsといったところ.まあまあかな?10Mbpsでしかつながらなかった頃よりは格段によくなったので,まあこれでいいです.

皆さんはくれぐれもファームの書き換えをするときは常識を良く考えて慎重にやってくださいね〜.

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