2006年のHDDクラッシュ(その1)

2006年はPCに関しては何の報告も出来ませんでしたが,意外に結構いじっています.というのはHDDです.2005年もHDDクラッシュのレポートをしたと思いますが2006年というのはそれに輪をかけて言わばHDDクラッシュイヤーであったというのをご報告いたします.

始まりは8月の暑い日でした.リビングのお座敷PCは特に調子がよくもく悪くもなかったのですが,なぜだかXpのSP2がインストールできない状況でした.で,自動更新にもSP2は出てこなかったのですが他の更新は出来ているのでたいして気にも止めずに使いつづけていたのです.

ところがとある朝,PCを立ち上げたらSP2が自動更新でアップグレードする準備が出来ましたというメッセージが...せっかくやっていただけるならばということで”OK”を押してしばらく放置したのでした.

1時間ぐらい放置したでしょうか?するとPCの電源が落ちています.う〜ん,再起動に失敗したかな?と思い,電源を入れなおすとなんとPCが起動しません.なんのこっちゃ〜と思いつつ,HDDを交換するとPCはちゃんと立ち上がります.どうやらSP2のインストールで何らかのトラブルがあってシステムが壊れちゃったみたいです.

他のPCにこのHDDをつないでみましたが残念ながら中身は見れず.NTFSでフォーマットしていたのがこんなところで災いしてしまいました.う〜ん,次からデータはFAT32に入れておこうかしら?

もうこうなったらこのHDDにクリーンインストールをするしかない.ということでWinXpのクリーンインストールです.Win98の頃と違いクリーンインストールにそんなには慣れていないので少し手間取りましたが,それでもアクティベーションコードの入力や数々のupdateを経てようやっとデータが復旧できます.といっても1週間前にバックアップを取っていたのでそれを利用してほぼ問題ない状態にまで復旧できました.(といっても1週間分のメールは消えてしまったのでそれなりの対応が必要でしたし,バックアップにかみさんの壁紙が入ってなかったのでそれがなくなってしまいましたが...)

また,バックアップの中身というのが結構滅茶苦茶になっていて,不要なファイル,ダブっているファイルや,フォルダの分け方がどっちつかずだったり,バックアップや復旧の作業のたびに大変な手間になるような構造だったりしたので,ここらへんを整理しました.で,その構造をそのままバックアップしているメインマシンのほうに移植しようとバックアップファイルを一旦消しました.ここで一休み(するなよ〜).

一休みすると人というのは次やらなきゃいけないことを忘れてしまうもので,次立ち上げたら自動更新でSP2のインストールをやっているじゃあないですか.もうこれはSP2のインストールをやるっきゃない.で,バックアップをちゃんと取ってからやればいいんですが,それをとらずにやってしまうのが私のいけないところ.ちょっとリスキ〜な感じがとってもいいの...

で,今度はなぜかちゃんとSP2のインストールが終了し,正常に立ち上がりました.前回のは一体なんだったんでしょう?でもバックアップファイルの復帰の後にやったのでディスクのスペースに変な空きが出来てしまいました.まあファイルが断片化されている度合いとしてはたいした事がないのですがHDDの容量も10GBしかないのであんまり空きのない状況でファイルが断片化されているのも気持ち悪いと思い今度はデフラグをやってみました.で,3時間ぐらいしてPCをのぞいてみると

何〜?飛んでる!

しかも立ち上がらない!今度はHDDの認識どころか,HDDから異音がするではないですか.で,ちゃんとFAT32でフォーマットしたにもかかわらず他のPCにつないでもHDD自体が認識してもらえない.ぬぬぬぬぬ〜.

これはホントにやばいかも...

結局デフラグがHDDの不良な部分まで使ってしまったので,HDDをハード的に壊してしまったようで,もうこうなったらどうしようもないわけです.しかたなくそこらへんにあった8GBのHDDをつけて再びのクリーンインストールと相成りました.

ここで最も痛かったのがデータのバックアップをちゃんと取り直していなかったことです.バックアップ用のメインマシンのほかにSolo5300の方にもバックアップを取っていたんですが,これが約3ヶ月前の状態.したがって,せっかく1週間のロスで済むところが,3か月分へと傷口を広げる結果となったのでした.

ということで2箇所にバックアップを取っておいて安心するあまり冒険に出て大きな痛手となったHDDクラッシュ事件の顛末その1でございました.(格好悪〜)

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