久しぶりに実家ネタ．今まで実家は妹名義で引いたADSL．ところが妹が実家を出ることになり，もうADSLは撤去するというので今までそのADSLでつなげていた親父のPCをダイヤルアップでつなげる必要が出てきました。
まずADSLとはなんぞやダイヤルアップとは何ぞやを説明しようと試みるも，もう齢70前では理解力も届かず単なるスピードと電話代の差であると理解させるのが精一杯。まあそれで良いというので，今更ながらADSLからダイヤルアップ接続への切り替えです．とほほ．
で，私が調達してあげた怪しいPCは捨て，独自に近所の上新電機（関西〜！）での特売に親父が朝並んで買ってきたMEBIUSのダイヤルアップ設定をします．まずプロバイダのアクセスポイントを調べます．すると，最近プロバイダってアクセスポイントの維持費がかさむのかどうか知りませんが，共通アクセスポイントって言うのを用意していて，それが全国どこからでも３分９円以下で繋がるようになっているんですね．これは便利．今まで国内出張のときは出張先ごとにアクセスポイントを変えて設定しなおさなくてはいけなかったんですが，この必要がなくなるんです．(意外に地方のビジネスホテルでは未だにモジュラージャックがあるのみなことが多いんですよ，これが）この共通アクセスポイントを選択して，アクセス設定の仕方のページに行って情報を仕入れます．今までとあまりやり方は変わっていないようで，普通のつなぎ方をします．
で，その結果は...NG．状況をよく確認すると，ダイヤル設定をパルスにしているのにトーン信号が出ている．そうなんです．実家の電話というとADSLは引いているくせに未だにパルス発信．で，当然ダイヤルの設定をパルスに変更していたんですが，なぜかしら上記のような状況．なぜ？
ということで，自分のSolo5300を持ってきてつないで見ました．するとまったく問題なく繋がる．なぜ？
違いはOSだけ．ということで，WEBを駆け巡り調べてみたところ，Xpで稀にパルス発信できないケースがあるとのこと．解決策はとっても原始的．ATコマンドを追加してパルス信号に無理やり変更するというもの．内容としてはダイヤル左記の番号の欄に，0*-****-****ではなく，P,を追加してP,0*-****-****と入力する．
で，これをやったら一発で繋がった！
そいうえば，以前この実家でXpにPCが替わったときにそれまでのダイヤルアップ接続ができなくなって，しかたなくADSLを導入させたのですが，それを思い出しました．回線側が問題というわけではないと思うのですが，そのときもモデムの音が聞こえない設定だったのでハッキリとはいえませんがこのトラブルが原因だったのでしょう．というわけで，Xpでパルス発信ができない方はお試しあれ．
