ついに完全デジタル!

DVをキャプチャするためなのか,格安IEEE1394カードで遊びたかったのか自分でもわかりませんが,とにかくDVキャプチャを何とか制覇した私.で,本来の目的は過去のアナログHi-8をなんとかデジタルで残したいというものなのでした.しか〜し,この状態はうちのPCにとってあまりよろしくない.なぜならばいくら400W電源であるとはいえ,DV用のIEEE1394カードとアナログキャプチャカード(TVチューナー付)がついているので,どう考えてもリソースの無駄遣い.

で,アナログ,デジタルどっちなの?という脅迫状を突きつけられたような気分になる私.そこでいろいろ調べて(実は簡単なことなんですけど)アナログをデジタルに変換した上でIEEE1394カードに信号を入れればよいことがわかりました.その変換というのはメディアコンバーターというもので行うらしいのですが,結構高い.でも,乗りかかった船.SONYのDVMC-DA2というSONYの廃番メディアコンバーターをヤフオクでGET!

もののほうは想像していたよりすごく小さい箱で,なおかつビデオコンポジット,音声,S端子のIN/OUTとDV端子(SONYではiLINKという)があるだけなんですが.思ったより簡単な箱に高額をはたいたことに少し自己嫌悪.

その実力ってなんなんでしょうか?ということになるわけですが,これは結構効果があったかもしれません.まあ,今までどおりキャプチャの時の圧縮率は全くといっていいほど変わりません.が!アナログキャプチャした場合に比べ,私のような素人が見てもわかるくらいフリッカーノイズが減りました.

これは意外.理由はわかりませんが,おそらくアナログキャプチャだとこの手のノイズが乗りやすいんでしょう.確かにデジタル信号に早く変えてしまえばしまうほどこの手のノイズは減るようですし,その常識がなかなか普段は触れることが出来ないのにもかかわらず,こんなきっかけで実感することが出来ました.

というわけで,VHSビデオならばほぼ画質劣化なくキャプチャできる環境がようやく整った感じです.でもHi-8は2時間を丸々キャプチャ使用とすると,DVD-R片面には収まらないという状況で依然フラストレーションが解消されない私です.むむむ.

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