リビングマシンの更新(2011年Ver.その1)

リビングのPCと寝室のPCが入れ替えられ,リビングPCのほうがロースペックとなってしまって久しい状況でしたが,そろそろシングルコアでは無理な状況がちらほら出てきました.まあ理由は寝室のPCと同じで動画再生なんですが,こちらはハードウェアが対応していないとかではなく,実際大容量の動画再生中に動画が頻繁に止まってしまったり,早送りできなかったりとかそんな実害が出てきたのです.まあYoutubeで通常解像度でいろいろ見ている分にはよかったのですが,ほとんどHDで見るようになってきたりしたもんで,言うなれば時代が変わってきたって感じでしょうか?

ということでかみさんにはPCの調子が悪いとわざわざ断ってからアップグレードに踏み切ることにしました.というのも寝室のPCについてはかなりお金を投資して受験生対策をしたにも拘わらず一切お金を出してもらっていないので,ここは必要に迫られた感をしっかりアピールしておかなければ同じ悲劇を招いてしまうと思ったからです.で,早速プランを練りますが,今回CPUをデュアルコアまたはそれ以上にすることは必須です.リビングPCのころは値段的にはデュアルコアというとCore2Duoしか選択肢がなかったのですが,今となってはCorei3もなかなかお値段がこなれてきて私の守備範囲にいらっしゃ〜いな状況です.したがってCorei3を軸に選択することにします.で,これに加えてことをややこしくしているのが,ソケットを何にするかという問題です.しばらくLGA775で何でもいけるという状況が続いていたのですが,デュアルコアが一般的になり,メモリとのデータ転送速度がべらぼうになってきた今となってはLGA1156なるものがあり,その後継になるのかLGA1155なんてのも出てきています.なんのこっちゃと思いながらWikiで調べたりしたんですがその二つにおいて私に明確なメリットと思わせるほどの差異はないようです.唯一理解できたのはやっぱり1155の方が新しいということ.(Wikiいらんかったやろ!)

で,そうなるとねらい目は古い1156の方なんで,これのDDR3メモリ対応のものを狙ってひとまず価格コムで見積もります.で,まずはメモリは最安値は2GB1本で送料込みで1600円台.マザーの最安値は6千円代.CPUはCorei3で3Gを超えるもので9000円台.うふふふ.これでトータル20000円を切る感じになりそう.納得しながらもしばらく待ってさらに値段が下がらないものかもうヒト詰めすることにします.

そうこうして1週間たったところで,再度LGA1156で組むとまったく同じ値段.う〜む,ツマラナイ.で,ボーっとしながらマザーの価格ランキングを見たところなんとも皮肉なことにアマゾンで送料込みで1155マザーであるASRockのH61M-Sがなんと5890円.おおっ!これならば将来も安心?なんて思いつつCPUを見てみるとLGA1155の同じクロックのCorei3が約1000円高.トータルは20000円を超えてしまうもののとっても手が届くとは思えなかったLGA1155で組める!ならば話は簡単.今回のマテリアル構成は決定したのでした.

さて,即日注文してまず到着したのはメモリ.次はCPU,マザーの順で到着し次の週末に組み立てと相成りました.で,リビングケースの蓋まで開けて,CPU,メモリをマザーに挿したところで思わぬ誤算が発生.リビングPCのHDDは一応300GBのシリアルATAになっていたのですが,DVDマルチドライブを接続することを考えIDEケーブルの長さを確認しようと思ってマザーの表面にあるはずのIDEコネクタを探したところ,どこにもない.あれれ?FDDケーブルはないのはいいとしてIDEがないなんて最近のマザーはそんなになっているの?とマニュアルを見てもどうもIDEコネクタない様子.VGA機能はオンボードでありながらPCIExpressx16のバスやUSB,電源コネクタなんかはさんざん確認したというのに,IDEコネクタを見逃していたとは痛恨の極み...

こうなると,HDDにXpのインストールディスクをコピーしてからインストールなんてことをしても,結局それ以外のドライバなんかもHDDに入れてやらないといけないし,シリアルATAのHDDの2つ目をいまさらリビングPCに増設してそんな作業をしても最終的にはDVDドライブは必要なので何かしらドライブを買わなければこのPCは使えないことになります.したがって意気揚々とケースを開けてケーブル類をひたすら抜き去った後ですべてを復旧してまたそのPCでDVDマルチドライブの最安値を価格コムで確認する私.う〜む,この時点で方針決定までの長考を含め1時間程度の時間ロス.ちょっと変な汗かくわ〜.

で,DVDのマルチドライブも以前安いやつを買ってライティングソフトが使えなかったりすぐにトレイが開かなくなったり面倒なことがあったので,少なくとも名の通ったメーカー製にしようと選んでみると,相場で送料含め7〜8千円ってところです.結局それなりに添付ソフトをゴージャスにせざるを得ないためかトータルでは結構なお値段になるようで,これではブルーレイのマルチディスクとそんなに変わらないんじゃあ?と思いつつブルーレイの価格コムのページを見てみると,なんと旧メルコ(←何こだわってるねん)のもので既に送料込みで9800円なんてものが出ているじゃあないですか!

実は以前からブルーレイはいつごろ導入したもんか悩んでいたのですが,その条件が送料込みで1万円を切るまでは我慢の子を決め込んできた私です.この期に及んで更なる出費はかみさんとの折衝の多大なるマイナス条件になってしまいはしますが,もうここはいかなければいけないでしょう.

というわけでほぼなし崩し的に購入してしまった旧メルコのBR-H1016.到着は皮肉にも土曜日頼んで月曜日には到着.中身はLGのドライブのようですが,まあメルコの信頼性に期待と,バンドルソフトの豊富さにも期待してしまっている私.でもそんなのが月曜日に来ても会社があるわけでまたまた作業は次の週末までお預け.

ということでここらへんで次回に続くのでありました.

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