ノートPCのHDDが...

突然の登場になりますが,うちではお座敷PCとしてノートPCを液晶モニタにつなげ,キーボード,マウスも繋げ使っています.ノートPCは例によってとっかえひっかえしているわけですが,今回はSolo2500.ある夏の暑い朝.起動するとちゃんと問題なく立ち上がりました.そのあとフリーズしたので再起動.あれ?立ち上がらない.

Win98の雲の画面には行くのですがセーフモードでも立ち上がりません.修復セットアップしようにも途中でフリーズ.よくあるHDD不良でしょうか?まあ,LAN経由で定期的にバックアップはとっているのですが,どうしても救いたいファイルが差分の中に入っていなかったので,サルベージせねばいけなくなりました.まあ,HDD全体がいかれているわけではないので何とかなるでしょう.

で,どうやるかというとデスクトップにつなぐわけです.どうやってつなぐかというと,2.5インチ-3.5インチHDDアダプタを使うわけです.ただこんな名称なのかどうかは定かではありませんが,これは数年前秋葉で買ったもの.IDEの2.5インチコネクタ(メス)と3.5インチコネクタ(オス)が両側についたケーブルコネクタがあって,そこから電源供給用のコネクタが出ているもの.まあ応急復旧用にと購入したのですが,一時デスクトップで2.5インチHDDを使ったりしたときに使用したりして,本来の使い方はどうあれ何かと重宝してきたものです.しかし,そんな歴史の中にも悲しい歴史は当然(?)存在します.それはHDD側コネクタの刺す位置を間違えちゃったために発生したのでした.あれは2GB程度のHDDを接続しようとしたとき.ちょっと刺しにくい位置までしかケーブルが伸びていなかったため,コネクタがちゃんと刺さっているか確認しないで起動してしまったのです.

その結果認識はしないは変な匂いはするは...要は3.5インチでは別になっているはずの電源が2.5インチではピンに含まれているので,これが隣のピンに刺さってしまうと電源ではないところに電源が供給されるわけで,もうHDDがイチコロ.もうそのときの悲しみったらなかったです.もうこのアダプタは封印しようと思ったほど.

でも,今回のような場合は別です.いそいそとジャンク箱の中から取り出し,さささっと取り付け起動.なんとかHDDを認識し,データをデスクトップに退避し中身のサルベージも完了.ほほほ.

で,再びこのHDDをSolo2500に戻しフォーマット.不良クラスタも見つからず,なぜあんなことになったかは不明のまま再インストール.データを戻して出来上がり.

と思いきや!デスクトップデータを退避させるのをトンと忘れたようです.デスクトップに応急的に貼っておいた大事なDOCファイル(ちょっとこれは大作だったので痛かった)がそれに貼っておく前の画像ごとなくなっていました.あ〜,デスクトップの退避先にそれらしいフォルダがあらかじめあったので,ついついもう退避完了したものと勘違いしてしまいました.ショック〜.

まあ,こんな感じでいろいろ持っていると便利に使えるよということと,データサルベージや移植の時には細心の注意を払いましょうという教訓のご紹介でした.

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