Pentium3!

さて,SoloがPentium3だと,デスクトップのスピードが若干遅く感じるのが最近の私.K6-2+の550MHzでも私にとって不足は無いはずなのですが一点だけ不具合が.以前K6の時にも味わったのですが,会社で使っているアプリと同じ物を動かそうとするとパッチを充てなければいけないというのと,それにじかに関係しているのかどうか定かではありませんが,そのアプリだけでなくほかのソフトでも飛びやすくなるという現象が発生し,どうしても会社で使っているのと同じアプリをインストールする気になれないのです.まあ,特殊なソフトですから本来は我慢するべきなのですが,気持ちが悪いのは確か.OfficeやIEを使っている分にはまったく問題が無かったのですがね...(^^ゞで,ちょっとした出来心でアンチインテルから脱却することにしました.

で,こうなるとマザーの変更が必要になります.現在ATXのケースにATのVA503+を使っていますが,バックパネルを換えれば普通のATXマザーが使えます.早速選定です.といっても,枯れた組み合わせで安く上げるのが命題です.ソケットの種類とチップセットの選定のみ行い,あとは実売価格で10000円以下.その仕様に合ったお店で一番安いのをゲットするわけです.ちなみにソケットはPentium3またはCeleronを考え,Socket370とします.チップセットについては,枯れているということでIntel810か815です.せっかくインテルのCPUを使ってもVIAなどのチップセットで冒険しても,せっかくのインテルインサイドにケチが付いて肝心のアプリの動作に影響があっては意味がありません.こういったところはVA503+で散々苦労しましたから,慎重に行きます.で,結局買ったのはMSIの815E Pro.これならPC100のRAMが使えます.

次にCPUですが,Celeronの選択もあったのですが,その特殊なアプリに使うことを前提にPentium3にしました.1GHzとかも考えたのですが,CPUは経時的な価格降下が激しいので,このような場合十分値段のこなれたグレードを購入するのが私の流儀です.よって850MHz.なんとかリテールを1.5万円強でゲット.

ついでにRivaTNT2のElizaのカードを5000円強で購入.どうも例のアプリは32MB以上のビデオRAMを必要とするようなので奮発しました.こういうのは年末商戦の前に済ませて,便乗値上げを避けるに限ります.思ったより安く済んでご満悦.

さて,とある週末おうちで交換です.ああ,自分のPCとしてATのマザーを弄るのもこれで最後かと思うと感慨無量です.10年近く前に自作に目覚めたときはATの仕組みをマスターするところから始めて,今まで永きに渡りあの独特のスペーサーに始まり,ややこしいケーブル類など,散々親しんできた思い出がめぐります.しかし未だに私の会社のPCはATですが(^^ゞで,ATXのマザーはあっという間にセットできました.ああ,なんて単純なんでしょう.時代の流れをいまさらながら再認識.

キーボードはAT/PS2のアダプタのある109キーボードに既に換えていたので問題ありません.そういえば最近のキーボードって安いですよね〜.近所の百万ボルトで977円とかいうのがあったりして,サプライ購入のためにわざわざ秋葉に足を運ぶのがバカバカしくなってきます.

さて,今回HDDは交換しないのですが,飛びやすくなったりしたこともあったし,なんせAMDからIntelへの変更ですので改めてFDISKからやり直しです.とはいえ,古いOSなので,標準でi815Eはサポートしていないのでまず,全て消す前にDドライブのHDDにCD-ROMから必要なドライバファイルを落としておきます.IDEが不完全でCD-ROMが読めなくなると非常に苦労しますので,こんな工夫も必要なのです.で,ここからはいつも通りのインストール作業です.インストール作業は問題なく,DドライブからのPCI,IDE関連のドライバのインストールも問題ありません.起動もスムーズそのもの.アプリの動作も滑らかです.うーん,インテルインサイドな感じ.とってもやり応えがない.もうちょっとタフな作業じゃあないと物足りないような...(ほとんど病気)

ちょっとつまらない仕様になってしまいましたが,まあ例のアプリもスムーズですし,トラブルはありません.まんまとインテルの戦略に載せられているような...?そのうちインテルのこのような戦略が無効になるようなご時世がやってくることを祈りつつ.

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