初の4輪タイヤ交換(交換編1)

今年の夏は,西日本は早めに猛暑に突入したのですが,東日本はまだまだといった日が1ヶ月も続きました.その名残もあってエコピアが到着した6月最終週の週末はまだ千葉は朝夕は肌寒く,日中も曇ってさえいてくれれば汗をかくことはないレベルの気候だったのです.そんな中,夕方小雨が降るかもとの予報をいいことに,やる気スイッチ故障中につき,作業は次の週末に延期したのです.結局その週末日中雨が降ることはなく,後々の深い後悔につながることになろうとは….

まあ前振りはこの程度にしておき,次の週末は土曜が猛暑日の予報.日曜日も猛暑日予報ながら前日ほどではないかもとの週間予報.加えて土曜は日中別の体力仕事があったのでこうなると日曜日が暑かろうが雨が降ろうが強行せざるを得ません.この土曜日の予定は結構早めに切り上げることが出来たのですが,体力の消耗が激しく,少し昼寝したらもう日が暮れていました.こりゃ日曜は出来る限り朝早くから着手して気温上昇する前に終えてしまう作戦しかありません.ということで最近ではあり得ない久々の10時就寝.

さて翌朝.週末は朝かみさんが起きてくる時間で朝飯の時間が決まるので,運が悪いと昼どきにまでズレ込むことがあるのですが,幸いにもこの日は娘の用事があったようで,朝食は8時台. ということで9時を待たずして作業開始.早速右側フロントのビードが落ちないトラブル発生.この右側フロントというのは以前一本のみパンクで交換したものですが,どうもホイールからの抜けが悪い.もしかしたらタイヤクリームではなく中性洗剤を使用したのがいけないのかと思いつつ,全周にビードブレーカーを入れ,最後の一発を少し勢い付けてとどめを差してなんとかなりました.

ここで作業が気になったのか息子が出てきましたので,手伝いということでタイヤレバーを抑えさせたりしたのですが,やっぱりまだ力が足りないのか,少し時間がかかってしまいました.でエコピアをタイヤにはめ,エアコンプレッサを始動したんですが,ここで次の問題が発生.なんとうちの主幹ブレーカーが落ちてしまいました.このとき家の中ではリビングPCが起動中.加えてHDDレコーダーも視聴中とのことで人為的停電の悪影響がないか淡くって確認.なんとか問題はなかったようで一安心.

ともあれブレーカー落ちの原因を探らないといけません.以前は何の問題もなく動いていて,オイルも十分差してあるし,ベルトもまだまだ伸びてないし,異音は出ていないのでコンプレッサには問題ないように感じます.となると家の中で何か大電力を消費しているに違いないと家の中のかみさんに尋ねてみたところが有らぬ疑いをかけられたと感じたようで一気に不機嫌モードに突入.一応扇風機を使っていたので,おずおずと一旦使用中断をお願いし,再度コンプレッサを始動するも結果は同じ.コンプレッサに原因がないようならば,家の中に問題があるのでは?ということで問題は家の中にあるかも?ということで,まず電源の近いところから確認していきます.

まず作業用の電源はトイレの中でウォシュレットの電源から分岐してとっているのですが,前回コンプレッサを使ったときからの違いがひとつあります.実は最近ウォシュレットの調子が悪いことがあり,電源を入れ直したら使えることがあるのでコンセントにスイッチ付きのアダプタをかましているのです.これが影響しているかもとの思いから,コンプレッサの電源を直結してみたところ,これがビンゴ.今度は止まらないでコンプレッサが回り続けました.

さあ,再度ビードとリムに中性洗剤を塗ってエアを入れていこうとしたんですが今度はエア圧が1.5キロ以上あがって来ません.あれれれ?とコンプレッサの方を確認するとどこからかシューというエア漏れの音が絶え間ない聞こえています.どうも延長チューブのあたりから聞こえてくる音を頼りに手をかざしたところ,コンプレッサのカプラーから数十センチのところから涼やかな風が吹いています.まあこのチューブも購入後10年以上経ちますのでしょうがないなと,チューブを1メートルぐらいのところでチョン切ってカプラーを付け直しました.

ふたたびコンプレッサを始動し,タイヤのところで身構えていたもの,ふたたびエア圧があがって来ません.コンプレッサのところを見てみたところ,またまたエアの漏れる音が.炎天下の中,ひたひたと襲ってくるデジャヴ感を振りほどきながら手をかざしたところ,案の定また数十センチのあたりです.どうもこのチューブ,ところどころで硬化してしまっているのか,このままチューブをひっつめてを繰り返していると,まるでもぐら叩きの様相を呈すること間違いなし.ここは延長は諦めて,コンプレッサのそばにタイヤを持って来て,タイヤエアガンをコンプレッサに直結してみました.

今度はなんとかエア圧も上がり,バルブにエアをブシューっと入れて行きます.しかし今度はタイヤの内圧が一向にあがって来ません.いつもならタイヤとホイールの芯がズレているとこんな感じになるので,タイヤの芯がズレ合うように側面からトントン叩いてみたのですが状況に変化なし.どうやらこのタイヤホイールに対し若干細めなのと,出品者のところから送られて来て以来長く2本で束ねるため,ラップが巻かれていたこともありビードの距離が部分的に近づいてしまっているようです.この期に及んで195は高いからとあえてタイプL純正の185をセレクトしたことと,到着してすぐに作業を開始しなかったことを深く後悔する私なのでした.

ということで続きは次回.

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