プリウスLにフォグランプ増設(取付編その2)

まあフォグランプの増設ぐらいで長々しくやってしまって申し訳ない限りですが,実際私もここまで電装系に手間をかけるのは初めて.それにその対象がプリウスとあっては緊張せざるを得ません.ということでご容赦くださいね〜.


さて,ここからはエンジンルーム内の作業です.まず先ほど切ったブーツのタイラップを再びギュッと締めて,次はリレーとかを取り付けていきます.リレーとアースは写真のところのネジを使うのですが,リレーの止めネジは緩めにくいわリレーを取り付けると余計締めにくいわ,リレーは上下逆につけなければいけないわもう大変.特にネジを締める時なんかはラチェットの1ノッチしか回る角度がなくって,何回やりゃいいのよ!って感じ.


次は電源をつなぎます.ジャンクションボックスの蓋を外し,写真のコネクタに赤い配線をつなぐとあるのですが,取付説明書は写真が小さいし白黒だし全然わからなかったのですが,しげしげと写真を見てみると何とかわかる感じ.う〜む,取付説明書作るときはもうちょっと考えましょうよ〜.

あとはエンジンルーム内に這わせたケーブルをひたすらタイラップにいろいろなところに固定します.ここらへんプラプラしていると思わぬトラブルになってしまいますもんね.


本来ならここで点灯確認といきたいところなんですが,前回の2つの問題のうち1つがまだ解決していません.そっちをなんとかしなければ.そう,例の謎のフォグランプスイッチの点灯.写真を見ていただくと少しだけわかると思いますが,微妙に点灯しているでしょ?これがドアを開けていると点灯しないのに,ドアを閉めると点灯し続けるのです.ルームランプと同じでしばらくしたら消えるかな?と思って見ていたのですが,一向に消える気配はありません.これはおそらく電源を取るケーブルが間違っているんでしょうが,この期に及んでも今いちはっきりわかりません.実はこの電源を取るケーブルは右ハンドルの場合は取付説明書に載っているのとは違っていて,取付説明書は左下のコネクターボックス,今回取り付けたのは右下のコネクターボックスなのです.


確かに同じ車の中で茶色といえば1系統しか使わないのが常なのですが,どうも私が分岐端子を取り付けたケーブルはかなり華奢な径で,いくらスイッチの電源といっても細すぎ.どうも違うような気がしてきたので,一応付近にそのような似たような茶色のケーブルがないか探してみます.他のコネクタにもちゃんと茶色がありますが,これらはいずれも細いケーブル.どうも落とし穴がありそうだし,そこにつないでも改善しなさそう.で,目を皿のようにして探していたらありました.茶色のケーブルが!どうもあまりにも混雑しているところにあったので気づかなかったのですが,同じコネクタの上の方に茶色にところどころ金色(?)のマーカーがのっているケーブルがあるのでした.どうも胸騒ぎがしてそこから分岐を取ったところ見事に解決しました.あ〜よかった.


ということで点灯確認.一応上下方向には光軸調整の出来るゴージャスバージョンだったのですが,どうも調整しなくてもまあまあの光軸になっているようで,ちょうど同じ高さあたりで写真を撮るとこんな感じでかなり明るくなります.でも純正と比べると暖色系の色なので夜点灯時に見ると非純正であることがわかります.う〜ん,これがオリジナリティというものだわ〜.


さて恒例のインプレッションです.まず明るさですがポジションランプしかついていないところでフォグのみ点灯させて走ってみましたが,やっぱりフォグだけでは暗いですね(あたりまえや!).実際霧の中を走ったときにどうなるかはわかりませんが,補助灯としての役目は十分に果たしてくれそうなので,これで私は十分だと思います.まあフォグを点けて走っているプリウス30を見る限りフォグ自体はそんなに明るくないですし,純正とそんなに輝度の違いはないかもしれません.でも暖色系.むふふふふ.(自己満足モード現る)

それにしてもこのフォグランプ思っていたよりずーっと重くって,せっかく軽量化を目指していろいろやってきたのにかなりな重量増.う〜む,コンセプトがどんどんずれていく...

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