グリル交換(製作編)

プリウスについては新車納車から流石まだ1年ちょっとしか経っていないだけあってさしたる交換部品もなく,その上ディーラーの無料12ヶ月点検でオイルとワイパーブレードを無償交換してもらったぐらいでほんとうになんにもない状況でありました.

しかし,何も無いのはいいとしてこのシルバーの30プリウス.最近まさに石を投げたら当たるほどの確率で目にします.どうもただでさえ多いシルバーにL型で珍しかったフォグランプなしを無理やりフォグランプを増設したもんだから,なおさら個性が消えてしまったのです.といってもあんまり目立つ個性もいやだし,何がいいかしら?と思っていた中で一つ思いついたのがフロントグリル.そう,恒例のあれをやってしまおうということになったわけです.

ひとまず方針としてはいきなり今ついているグリルをはずして改造してうまく行かないケースも想定して,グリルを部品調達してからそれを改造,換装することにしました.まあ,うちの中に在庫として残ってしまう期間があるので,その分場所をとるのはご愛嬌ということで...ということでグリルのお値段を調べてみたところ,まだ1年たっていない状況で以前調べたときよりもずいぶんと相場が安くなってきているようです.以前は10000円なんてのもあったのが中古ならどうやっても4000円ってところ.う〜む,こりゃもういっちゃう?いっちゃうか〜?なんてテンション揚がり気味になる私をひとまず抑え,せめて価格帯が狭まってきているならば,図体がでかいものの購入であるのでせめて送料でお得なやつを狙いましょうということで3000円で送料が安く済むはこBoon発送ができる首都圏出品のものを落札.ものは程なく到着し,なかなか綺麗な一品を入手できたと悦に入ります.

さて,どのようにこれを料理するかですがもちろんここからはほぼセフィーロのときと同じ.グリルの窓の板をとにかくぶった切って,そこにおなじみのアルミのエキスパンドメタルを貼るというもの.ちなみにそのグリル口というのはプリウスの場合ずいぶんと小さく,ぶった切るのに必要な時間は約3分.ぶった切った端面を綺麗にするのもどうせあんまり細かく見ない限り目立たないところなので,かなり適当に処理してあとはアルミエキスパンドをニッパで切ってその形状に合わせて行きます.しかしセフィーロのときみたいに面積がそう大きくないために,少々の誤差を伸縮でカバーしてくれないため1回やり直ししてやっと左右の分が完成.

あとはこれにクリア塗装して腐食防止したら,グリルの開いた口のところに接着します.で,一旦2液性の接着剤で養生までやったんですが,結構このグリルやわらかい樹脂でできているらしく,少し応力がかかっただけでグリルの口が変形して,そのためにせっかく接着したところがパキッという音とともに何箇所か外れてしまいました.これではいけません.走行中にこのアミアミが取れてしまっては大変です.しょうがないので一旦これははがしてしまい,この接着工程はやり直しです.今度は樹脂側の接着面をペーパーでしっかり荒らし,その後乾燥後も弾性を持っているタイプの2液接着剤で付け直しました.これなら多少グリルに力がかかっても即剥がれたりはしません.う〜む,これでいいのか?

お次は取り付けなんですが,それは次回なのであります.おっ楽しみに〜!

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