前回は車検直後にLEDのロービームバルブがお亡くなりになって，なんだかな〜というご報告でしたが，その後特段何もなく，やったことはというと，オイル交換とワイパーブレード交換，ウォッシャー液の補充ぐらい．私が長距離を運転するのもバイクの引き取りぐらいで，かみさんの1/5程度も乗りません．ここらへん前の車検の時の報告とほとんど変わらず，このままでは次の車検が次回更新となるのでは？などと考えておりました．
ちなみに走行距離は100000kmを超えしばらく経ちました．ちょうど100000kmのときが私が一人で運転している時でして，路肩にプリウスを停めて記念写真．セフィーロの時は走行中しらないうちに100000kmを越してしまったので，123456kmのときに無理くり記念写真を撮りましたが，今回はちゃんとミッションを果たしたのでした．ちなみにそれは前回の車検から約半年後でして，そんなトピックだけ紹介するのも気が引けたので，写真は撮ったものの更新の機会を失っていたのでした．
で，来ないと思っていた更新の機会が期せずしてやってきました．とある週末の夕方，少し遠いスーパーにかみさんと一緒に買い物にいき，その帰り途．前の車にはね返るヘッドライトの光が，１つしか見えないことに気づいたのです．この判別方法は前の車の形状によっても有効無効が異なるのですが，その車はちょうど角ばったデザインでして，左右のヘッドライトが光量は異なるものの見えるはずの車体だったのです．で，うちについてから見てみると案の定左のヘッドライトがついてないのです．接触不良かと思いコネクタを抜き差ししましたがダメ．なんとまだ替えて1.5年程度しか経っていないのに切れてしまったということで，前回も約1.5年でしたので何か1年半っていうのが運命で決まっているかのようです．
で，前回のLEDヘッドライトのまだ使えるほうをスペアとしてグローブボックスに入れてあったので，それに取り換え．今までのは5000lm．前回のものは4000lmですし，色温度も微妙に異なりますので，見栄えとして左右差は多少出ると思いますが，応急処置ということで新たなLEDバルブが来るまではこのままで我慢です．
切れたLEDライトを見てみると，何やらLED基板を支えている先端側の枠の樹脂が少し焦げています．LEDの３つ並んだチップも先端側の２つは表面が割れているように見えます．半田も熱で少し浮いているような感じ．試しに12Vを入れてみたらちゃんとファンは回りました．でもやっぱり先端側の２つのLEDは全く点灯せず，手元側の１つがうっすら光る感じ．どうもファンはまだ大丈夫だったものの，前回のもののようにランプハウスと外部の通気が十分にできていないのでLEDの熱を基板が逃がしきれず，LEDが熱で自滅してしまったようです．その過程で半田が解け，LEDの足の抵抗も上がってしまったため，基板が高温になりすぎたというのもあって，樹脂が焦げるほどになったのでしょうね．それにしてもこれでよく火災にならないでよかったなという感じの壊れ方です．
で，またamazonで探しましたが，このコロナのせいで中国から満足な入荷がないのが影響しているのか，前回のような左右で980円なんてものはありませんでした．一応1000円台前半で，今度はファンレスのもので，後ろにヒートシンクを抱えているタイプにしてみました．光量は4000lmのもので少し控えめにして，今度は寿命重視です．それにしてもこの商品，ヒートシンクのアルマイトに傷がついていたり，全然外観がいけていませんね．多分部品の管理が悪く，個別梱包せずに運搬または管理されていたのでしょう．そんなことだからたたき売りされていたのでしょうか？
さて，このLEDに両眼とも取り替えてもよかったのですが，前回のものと今回壊れたLEDともに約1.5年で壊れたので，残った１ケずつのどちらが長持ちするか興味がわいてきてしまいました．なので今回は交換せず，どちらかが点灯しなくなったら交換することにして，また残ったほうをスペアとしてプリウスに積んでおくことにしましょう．まあ，少なくとも次回の車検のときに光量が足りなかったりするといやなので，車検前には交換しておいたほうがいいかな？
