グリル交換(取付け編)

今回は取り付け編です.しかし実際の時系列でいくと前回の製作編からは結構な時間が空いてしまってからの取り付けとなっております.というのも30プリウスの場合セフィーロのときのようにエンジンフードを開けるだけで簡単にグリル交換ができないので面倒くさくなってなかなか手を出せなかったというのが真の原因でなのであります.まあ初めて新車を買ったので,なかなかいじるのに勇気がいるといってしまえば聞こえはいいのですが本当のところは,本当に面倒だったからなので,ここは正直に吐露しておきます.

思い立って作業開始したのはとある週末のもう夕方直前.ここらへんも面倒だからという理由が見え隠れしていますが,まあ夕暮れ前に作業を終わらせてしまいましょう.まずエンジンフードを開けて,フロントグリルの上にあるカバーを外します.これは3つともファスナーになっていますから,ファスナーはずしやマイナスドライバーを使って簡単に外れます.


お次はその下にあるバンパーが一体になっているフロント周りを留めているネジ,ファスナーを外します.ファスナーで済ませているところの強度が心配なのかしつこいほどにネジとファスナーで留めてありますが,まあここも本数が多いだけで特に難しいところはありません.ひとまず左右1本ずつは残しておき,下回りや側面を外したとたんにボコンとフロント周りが落ちてしまわないようにファスナーを仮に留めたまんまにしておきます.


次はタイヤハウスです.ここは左右2箇所ずつ.上がファスナになってまして,コインでまわせるよう溝が頭に切ってあるのですが,これを水平にまわして引っ張るようになっています.これは90度以上まわしてしまうと壊れてしまうようですから,気をつけて作業しなければいけません.下の方のネジは普通に抜いてしまっていいです.ここはインナーがフロントマスクの樹脂パーツを挟み込むようにタイヤハウスのインナーの黒い部品がはさんでいますので,この時点でここだけ外しておいても良いかもしれません.


下回りです.ここはファスナーよりもネジの比率が高いですが,ジャッキをまっすぐ挿しておかないと作業の邪魔になるのでそこを気をつけることぐらいでしょうか?タイヤハウスの前端のあたりを留めているファスナーはフォグランプのときも外しましたが,ここらへんは再度取り付けするときにフロントマスクとインナーの順番を間違えて取り付けてしまわないように気をつけなければいけません.


左右のタイヤハウス前のフェンダーのライトハウジングまでのパーティングラインにはフロントマスクの裏側に回りこんでいるインナーの黒い部品に3箇所つめが入るところがあります.これをフロントマスクとボディ側に接着剤を混ぜるのに使う樹脂のプレートをはさんで爪を外して図のような状態にします.

今回はフォグランプやウィンカーの配線を外すのが面倒なので,フロントマスクの下に工具箱を置いて写真のような状態で作業しました.まあ,作業中手を入れられる隙間が狭くなってしまいますが,これぐらいなら,なんとか目の届くところにフロントグリルを外す爪がありますので,なんとか交換できました.ちなみにフロントグリルを留めている爪は左右6箇所ずつ(上下3箇所)です.車体にくっついている状態だと見つけにくいところにある爪のありますので ちゃんと引っかかりをとってからグリルを引っ張りぬかないと割れちゃいますので注意が必要です.


あとはフロントマスクを戻して完成です.なんとか日暮れまでに作業終了し,完成写真を当日に撮影することができました.

取り付けてみての感想ですが,う〜む,さりげない感じではありますが,どうもインパクトにかけるかな?もちょっとワイルドな感じにしたかったんですが,開口部がもともと狭い上に,シルバーの車体にシルバーのアミアミなのが良くないかも.かみさんもこれに1週間以上気づかず,交換した旨を告白してもふ〜んて感じ.あ〜苦労した割りに不毛な結果になってしまった〜.

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