いろいろLED化(その2)

前回ライセンスライトに引き続きマップランプをLED化し,格安9連SMDのLEDランプが私のアドレナリンの分泌腺に炸裂したところまでいきました.で,ここまででもよかったのですが,マップランプだけLED化してしまうとキャビンの前後で色が違うのがどうも外から見て気持ち悪いのです.したがって早速ルームランプについても同じくLED化することにしました.

でも生憎ルームランプのほうはT10ソケットではないので,手持ちの8連のものが使えません.で,安く使えるものがないかな?と思っていたらあるじゃあないですか.12連SMDのものがなんと送料込み(関東圏のみ)で2ケ150円.実際レビューを見てもどうも長さな少し長かったり,端子部分がつぶれていたりいろいろ人柱になった方々のレビューが満載.それでも評価の高いレビューもあるのですが,それらにはほとんど参考になったがついていなかったりともう散々.売る方ももうこうなったら本体価格と送料関係なく投げ売りしたいからこの値段にしているっていう感じで,今回も当たって砕けろ根性で購入して次の週末取付けします.

またまたワケ有って夜間の作業になったのでリアシートに腰掛けながら,またLEDライトを頼りに作業です.こちらのランプカバーは四隅に爪があるのですが,少し強めにこじらないと外れてきません.カバー外した後,ランプを外し,例のLEDランプを挿入しますが,これが数多くのレビュアーの方々がおっしゃっているようにかなり大きいようで全然はまりません.一応極性を合わせてやってスイッチを入れればLEDは点灯するようなのでなんとか取り付けることができればもう外れなくっていい!てな思いで押し込みます.でも一向に入っていく気配がないですし,このままでは車体側の端子を壊してしまいそうなのでLEDランプ側が破損する危険を顧みず,端子の金具を少しペンチで円周状につぶしてみました.すると少しきついもののちゃんとした位置にはまってくれ,無事点灯もしてくれました.はっきり言ってペンチでグニグニ金具をつぶしている感触はもう普通の神経ではできない,私のような当たって砕ける状況に慣れきってしまっている輩にのみ許される感触でありましたので,確かにあれほどレビューでこき落とされて当然だな〜と思ってしまいました.でもアマゾンの商品リストではこれがベストセラーになっていたりするわけで,如何に世の中私のようなモノ好きが多いのでは?と思わず懐疑的になってしまいます.

 

さてビフォーアフターでカバーなしの写真を撮ったのですが,実はデジタル一眼でわざわざマニュアル撮影したのに,ビフォーのほうはシャッタースピードが1/60でアフターは1/250になってしまいました.というのも私のデジタル一眼は古いので,露出があまりにもオーバーだとシャッターが切れず,ここまでシャッタースピードを上げないと撮影できなかったのです.この差がありつつもビフォーアフターでほぼ明るさが変わらないように見えているということで,測光方式の微妙な要素も含んでのことにはなりますが,このLED化により少なくとも2倍以上の光量になったといって過言ではないわけです.

で,ここまで来ると他の部分もLED化するかどうしようか少し悩んでおりましたが,結局点灯時間もそう長くない部分しかあとは残っていないということで,今回LED化するのはここまでにしておくことにします.まあ点灯時間が短いので省エネ効果も低いというのと,前述のように使えるものはできるだけ使い倒す私の性分ではあまり点灯しないランプまでLED化して寿命をまっとうしないランプが増えるのは気持ちが悪いのです.

さて,実際このLED化でどの程度省エネ化できたかは消費電力も明示されていない商品でもあり,一切わかりません.まあ半分ぐらいになってくれていればいいかな?という希望的観測で,あとは家族の反応が重要なポイントになるわけなのですが,これが実のところ芳しくないのです.というのもかみさんなんかは変えてしばらくは無関心を装っていたのですが,ほとぼりが冷めたころ(なんか悪事を働いたかのようですが)何気なく聞いてみたら明るすぎてなんだかイヤとのこと.まあ後ろに座ることが多いので,よけい明るく感じるのかと思いますが私的には省エネ効果重視で光量はできるだけ据え置き仕様で商品を選んでみたのでこれは意外でした.かといってスズメの涙程度ではあるもののせっかく投資したわけですから戻すわけにはいかず,あとは慣れてくれるのを待つしかありません.今回の9連と12連のSMDそれぞれ1ケずつでこんなんなわけですから,当初興味をひかれていたヤフオクで売っている激光なキットだったら一体どうなってしまうんでしょうね.もし運転中につけたら車内が明るすぎて運転に支障が出てしまうのではないでしょうか?そんなこんなでよくぞあれの購入に踏み切らなかったものだと今になって胸をなでおろしている私なのでした.

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