リアバンパーがガタガタ

とある週末の日曜日の夕方のこと.高速を使って娘の送り迎えに出ようとしたところ,かみさんがいきなり後ろのバンパーがガタガタいうかもよってのたまいました.はて.今とても重要なことをシレーッと言わなかった?といいながら娘を送って行かないわけにはいかず早速プリウスの元へ.

見るとリアバンパーの左が1cmほど浮いていて,バンパーを浮かしてみてみるとバンパーをボディに取り付けているベースプレートが割れています.バンパーそのものは以前から少々の擦り傷はあったのですが今回はかなり深い傷になっています. 聞けば狭い路地から左折で出ようとしたところ,駐車車両に気を取られて左手にあった石(縁石ではなくて本当の石)にかなり強烈にヒットしたのだそうです.それを聞いてバンパーだけが被害にあうのはおかしいと思って再度隅々まで見てみたら,左ドアの下ボディにくっついたプラスチックパーツいざっくりと傷がついていて塗装の下地が見えています.う〜むこりゃひどい.

そういえば最近というかプリウスに乗り始めてからというかどうもかみさんの運転が荒いようで,バンパーには日々そこかしこに大小の傷が刻み込まれています.本人の言い分ではリアドアの窓が小さく,左後ろの視認性が悪いとのことですが,そんなことは私は今まで感じたことありませんでしたから単なる言い訳と言えるでしょう.とりあえずの形で修理したいので,今回まずバンパーのガタガタを何とかしたいのは山々なのですが,いかんせん申告が日曜日の夕方.しかも出かける前といった状態で何せーっちゅうねんといいたいほど手出し無用状態.その日はひとまず透明ビニテでバンパーを貼り付けて外出したのでした.

さて,その次の週末.その割れたベースプレートを補修して流用してひとまずの修理を行うつもりでそのベースプレートを外します.すると,破片が全てそろっていないようで,特にタイヤハウスに隣接するところの重要な爪のついた部分が2箇所もぶっ飛んでいることが判明しました.多少の造形の修復は可能なんですが,爪の形状やなんかはコピーできるような形状見本でもなければ復元できません.右側のの形状は単純にミラーになっているでしょうが,そんなのを模擬して形状を作れるほど私のスキルも高くはないですし,時間も十分にはありません.ここは補修は断念してこのベースプレートを交換して修理することとしました.

ということでその週末は作業中断し部品の注文ということになりますが,目と鼻の先のトヨタに行って,どのパーツが欲しいかプリウスがない状態でパーツリストで説明するのも面倒なので,渋々プリウスのビニテを剥がした状態でバンパーを少しぷらぷらさせながら店の裏手の修理受付窓口へ.店員さんに部品を指し示し,これが欲しいんですがとお願いし,部品交換は自分で行う旨をお伝えし代金を聞くと約2500円とのこと.ちなみにパーツの名前はリテーナーとなっています.まあ自分でやってしまう系のお客だというのは前回のタイヤのパンクの時にお分かりになっているようで,そう驚かれずに済みました.それにしてもこんなことのためにわざわざプリウスで30秒にも満たないドライブをしなければいけないなんて.

部品は月曜日がお休みなので,その次の火曜日にはお店に到着するとのことなので,かみさんに引き取りにいってもらったのですが結局作業に移ったのはまたまた次の週末.プリウスのリアバンパーはタイヤハウスの中に2箇所ずつ,あとはハッチバックの中に左右1箇所,あとは車体の底に3箇所のネジ.それに加えていろいろなところに爪があって引っ掛かっています.今回は面倒なのでハッチバック内の左側まで外して少しバンパーを浮かした状態でそのリテーナーを交換してしまうという寸法で進めました.

この方法だからというわけではありませんが,古いリテーナーを外すときにネジを外したあとにファスナを車体から外すのに少しコツがいるようで,それでも少し力を入れてグニグニすれば外れてくれました.やっぱり全体的にちょっと無理やりな感じもありましたが,ネジを回すにも小さめのラチェットレンチを使用したりすればこれで十分交換できたので,これはこれでよしかななんて思います.最後にボディとの隙間が均一になるようにタイヤハウス内のネジを締めて終了です.見た感じ右サイドよりキレイになったかも?

さて,本来ならここでバンパーの傷を補修するところに進みたいのですが,どうも最近のかみさんの様子を見ている限り補修してもすぐに傷を付けられてしまいそうなので,今回はここまでにします.かわいそうな我がプリウスちゃん.3ヶ月ほど無傷で過ごせたら気合入れて補修してあげるからね〜.

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