フロントフェンダーなど

フロントフォークが済んだので,今度はフェンダーです.フロントフェンダーについては前部分が5cmぐらい割れて欠損しています.

写真の角度が悪くってこれじゃ欠損部位があんまりわかりませんが,まあ欠損していなければつないで補修するんですけど,今回の場合はあまりにも欠損範囲が大きく,曲面であることから綺麗に補修するのはむつかしいということで,断腸の思いで新たに購入することにしました.

購入したのは51Yではなく3WPと呼ばれているマイナーチェンジ後のものです.どこがどの程度変わっているかはわかりませんが,フロントフェンダーの取り付け方やタイヤサイズが同じなので,ここは流用可能であろうということでチョイスしたわけです.ちなみに色は赤を選んだのですが,純正色でありながら少しメタリックの入った赤であり,他の外装と明らかに違うのと,元々からかなり褪せてしまっていたのでペイントしなおしました.

しかし取り付けに当たって1点問題があります.というのもSRX250のフロントフェンダーはフォークに直接取り付けるのではなく,補強板を介して取り付けるようになっているのですが,この板へのフロントフェンダーの取り付け方が51Yはリベット式,3WPがナット式(フェンダー側からスタッドボルトが伸びている)なのです.恐らくパーツのコストを抑えるために別部品にしたかったのだと思いますが,こんなところで改善を図っているのは意外でした.

仕方ないので,51Yのフロントフェンダーの内側からリベットのお尻をディスクグラインダーで削ってその補強板(格好よくいうとフロントブレイス?)をフロントフェンダーから取り外しました.グラインダーの砥石がところどころ当たって51Yのフロントフェンダーは見るも無残な姿になってしまいました.

さてフロントフェンダーを取り付けると車体のフロント周りの完成度がぐっと上がったような感じになります.タイヤが汚いのは気になりますが,お気に入りポイントが実はこの中に1つあったりします.実はこの車体にはキャリパー固着のためにキャリパーボルトがついていなかったのですが,手持ちのブレーキディスクのボルトがちょうどフィットしたので,それを使っているのです.純正とはネジの種類が異なると思いますが,すごくマッチしていると自画自賛できるポイントだったりします.

フェンダーだけでは今回寂しいのでもう1ネタ.チェーンです.元の車体についていたチェーンは見事なまでに錆ついていましたので,廃棄処分として,今回も中国製のノンシールチェーンを購入しました.適合を確認して驚いたのですが,この車体の軽さなのにチェーンサイズは520なのです.当時としてはハイパワー車のカテゴリに属していたということでしょうかね.確かにSRXシリーズはシングルのレースとかによく使われていましたので,そういった利便性もあるんでしょうか.

さて,コマを詰めて車体に取り付けます.ゴールドのホイール,フレームとチェーンが同色で,外装の赤と相まってかなりセンスのいいカラーコントラストとここでも自画自賛ポイント炸裂でございます.とまあそれなりに車体の下周りが完成してきたってことで,ここまではかなり順調と言えますね.さて,次回以降どうなりますことやら.

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