火入れ

苦労して課題解決に至ったスクリーンをもって難題がなくなり,タンクを載せたところですべてのパーツが車体に取り付きました.あ,すべてといってもまだバッテリーがあったか.ということでバッテリーを調達して早速火入れに臨もうと思います.

まずバッテリーはいつもの中華製新品です.到着後電解液を入れ補充電して車体に搭載します.イグニッションを回すとちゃんとニュートラルランプが点灯し,ウィンカー,ライト類がちゃんと動作することを確認.リアブレーキのスイッチが少し反応が悪かったので清掃+調整でブレーキランプもOK.セルはチョンチョンとやってみたらちゃんと回りましたので,ここでガソリンを入れていざ火入れ.

まず燃料コックをPRIにして,しばらく放置.するとキャブからチョロチョロとガソリンが漏れてきました.あちゃ〜,キャブがダメか〜.ということで意気消沈するものの,ここは気合一発,フロートバルブがダメなぐらいでは火入れができないと決まったわけではない!とセルを回します.でも案の定エンジンに火は入りません.というのもセルをしばらく連続で回すと,

ギャギャギャギャギャ

とエンジンから異音がするのです.そういえばこの車体のヤフオクの出品コメントにクラッチあたりから異音が出ているとコメントがありましたが,これのことなんでしょう.何度か長時間回したら改善しないかなと思って何度かチャレンジしましたが,結果は同じ.ということで,この異音のせいかセルモーターの回転が十分に上がらずエンジンに火が入らないというのがわかりました.なので,今回の火入れは断念.

キャブからガソリンが漏れてくるのはなんとかするとして,異音については対策をどうするか決めるうえでトラブルシュートが必要です.なのでどこから異音がしているのかをエンジンに耳を近づけて聞き入ってみると,どうやらセルモーターのあたりから聞こえてきます.なのでこれはセルモーター本体か,ワンウェイクラッチのいずれかと思われます.なのでジェネレーターカバーを取り外し,ワンウェイクラッチの状態と,セルモーターシャフトのガタなどを確認しました.その結果,ワンウェイクラッチは全然問題なさそう.セルモーターの軸は手でわかるようながたはありませんでした.

という状況まで確認して今回はあえなく火入れできず.次回どんな対策を講じるか,長考に入りたいと思います.

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